ebekoの日記

割と運任せに生きています。ゲーム攻略を書いたり、日常を書いたり。 私の好きなものについて語るための場所です。

省エネで生きたい

ebekoです。


大人になってから、寝ることが好きになってきた。早寝とかではなく主に二度寝
小学生の時は寝る時間を削って、ログイン時間制限のあるネットゲームをやっていたのに。

ところで、寝るのが好きと言っても、寝ることそのものが気持ちいいわけではない。
「ああ、寝ちゃう」って時のふわふわした時間が好きなのだ。それが二度寝だと味わいやすい。



だから一瞬で寝ちゃった時は損した気分になる。一番おいしいところが楽しめなかったと。
寝たのに体も頭もすっきりしてない時なんか最悪だ。

疲れすぎてると、そのおいしいところをすっ飛ばして夢を見てしまう。


人によって違うのだろうが、私の場合徐々に瞼が重くなってきて、力が抜けていく。
頭で考えたことがすぐに目の前に映像として現れるようになると、「もう寝るな」とわかる。

死ぬ時も願わくば、あの感覚の延長線上で死にたいものである。




ひょっとすると覚せい剤や麻薬で、あの感覚を楽しめるのかもしれない。それなら依存者が出るのも納得だ。あの感覚になれると聞いて、1回体験した人が拒否できるとは思えない。


そういえば「怪物くん」にも、そんな気持ちの良い状態にさせて動けなくしてしまうシャボン玉を操る魔物が出てきた。依存者を増やすって厄介な魔物だな。しかも相手が子供なだけに。



 





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ebekoです。


またDPZ林さんの「webやぎの目」を読み返している。
日記ではあるがスタートが1998年なので、もはや当時の世相や文化を表した資料になり得るんじゃないか。

当時急激にインターネットが普及して、個人サイトも作られたはずなのに、それを探すのはなかなか難しい。リンク先も「404 not found」がほとんど。



しかし書籍だったら、まずまとめられないようなマイナーな話題があるのが面白い。
奈良オオクワセンター」なんて初めて聞いた。その名の通りクワガタを扱う専門店。

どうやら1999年にクワガタブームがあったらしい(これも知らなかった)。
しかしブームの終焉とともに、平成26年ごろ会社ごと姿を消していた。

ネットで検索しても情報がなかなか出てこないところが、いかにもマイナーという感じがする。
「パウチッコ」も、私は本で見たことも人から聞いた経験もない。


他に出てくるのも「携帯テレビ電話の試作機」「となりの山田くん」「マブチモーター迎賓館」など、この時代だけのものの気がする。




そして当時、林さんは葛飾区に住んでいたようで、聞きなれた駅や地名が出てきてワクワクする。
「そんなに昔からあそこのイトーヨーカドーあったのかあ」みたいな。

「立石駅で吐いてきました」なんて書いてあろうものなら、「あんな階段だらけの駅のトイレ使うなんて、よっぽどギリだったんだろうな」とか分かる。


DPZに影響を受けて上京した若者が、DPZ編集長のかつての居住地に降り立つ。
微妙に運命を感じる。



 





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ebekoです。

先日北海道新聞に「安倍首相の体調に不安の声、後継は菅官房長官か」という記事が載っていた。
ふさわしそうだけど、他の首相候補や派閥が許すかねえ。仮にそうなっても暫定的になりそうだ。



ブックオフで買った、古い政治に関する本を何冊か持っている。
出版時期は竹下内閣発足まもなくなので、だいたい1987年あたり。本当に自民党一強のころ。

未来の人間としては、「これから、政治の世界はこうなっていくだろう」という予想の正解を知っているので、非常に面白い。当時はこの先も自民党と社会党の時代が続くのだろうと思われていたのだ。

新党ブームの予感もまだまだ感じさせない時期である。というか竹下派がまだ分裂していない時期だ。





このころは中曽根が退陣して間もなくの時期で、その後継にニューリーダーが騒がれ、経世会の力がすごかったころだ。良くも悪くも政治家が目立っていた時代。

本には「この後、竹下登と安倍晋太郎(晋三の父)が2期ずつやると8年になる。そうなると上の世代である渡辺美智雄(喜美の父)の出番はなくなるだろう」みたいなことが書かれている。

ただ政治の世界はそう順調には進まなかった。



実際はリクルート事件が起きたことですべてが壊れ、事件に関与していたニューリーダーと渡辺にも批判が集中。竹下派早期退陣、安倍と渡辺は病に倒れ、首相になれず終わった。

そして竹下派も分裂、さらに佐川急便事件もあったことで自民党の求心力は低下。1993年に55年体制は終わるのだ。6年後に政界が大きく変わるなんて、想像も出来なかっただろう。





とはいえ、それまで重要とみなされていなかった官房長官が、「首相になる上で重要なポスト」となってきたのもこのころ。

「ニューリーダーが首相になったら、この人が官房長官になる」という事前の予想が立てられていた。


竹下内閣:小渕恵三(実際に官房長官を務め、1997年に首相)、羽田孜(1994年に首相)
安倍内閣:森喜朗(2000年に首相)
宮澤内閣:加藤紘一(加藤の乱で自滅


まあ良くも悪くも、その後も話題を集めた人ばかりである。首相候補はやっぱりこのころから頭角を現していたのだ。

そして、森が官房長官にならなくて本当に良かったと思う
こいつ内閣のスポークスマンにしちゃだめだ。首相になってからのことを思い出せばわかる。




さらに、ニューリーダーが10年ほど政権を担当したと仮定して、次世代のリーダーになる「ネオリーダー」にも言及されている。前述の官房長官候補の4人に加え、

・橋本龍太郎(竹下派、1995年に首相)
・藤波孝生(中曽根派、中曽根内閣で官房長官、リクルート事件で有罪)
・海部俊樹(河本派、1989年に首相)


の3人。やはりこちらも首相になった人がほとんど。ただ本来何もなければこのあたりの人たちは、21世紀になる直前に出番が回ってくる予定だったのだ。小泉純一郎は見向きもされてなかった(森のさらに後輩だから)。




「何も起きなければ、こういう予定だったんだよな~」という、いわゆるIfルートを知ることが出来るのは面白い。何も起きないわけないんですよね、しかし

でもそんな政治界隈の事件を楽しむほど、今この国に余裕はないな。
マイナーな話題ですみません。


 




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ebekoです。


宮下草薙の草薙とコンビを組んで、漫才を披露する夢を見た。
雰囲気は分かるが、一回もネタ見たことないので困った。

当然、ネタ合わせなんかしたことない(当たり前だ)。でもやるっきゃないと思い、「アドリブで突っ込みますんで」と言って舞台に上がった。



そしたら意外にも大ウケした。特に草薙がマイクが口に近づけすぎた時に「松山千春か」と突っ込んだときが最高潮だった。終わったあとみんなに「コンクール出られるんじゃない」と褒められた。

ただし観客や他の出場者は、そんなに仲が良くなかった中学や高校の同級生ばかり
こういう現実にはあり得ないシーンがいかにも夢らしい。


出だしも覚えている。私がスーツで「いや~なんでしょうね、しかし」と言って始まった。
何そのふわふわした始まり方。「どうも~」とかですらないんかい。



しかしプロの芸人相手に素人が「アドリブで突っ込みますんで」というのもすごい度胸のいる話だなと持った。そんなに夢の私はツッコミに自信があったのか。


 








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ebekoです。


自分がすごいことを示したいときや、相手を言い負かしたいときに、小学生は無駄に数を多く言って嘘をつく。「100もねえだろ絶対」と思うものに、100万はもちろん、100億、100兆とか言う。

※例文「俺、あのゲームで100万回ラスボスに勝ったぜ」「これ。バリア100億個分な!!」


単位の前がだいたい100なのも特徴的だ。小学生にとっては100は「とにかく大きい」という共通認識みたいなものがあるのだろう(1000を使うやつは見たことない)。


ただこれはある程度頭が良いやつで、ちょっと頭が追い付いてないやつは「100億万回」とか言っちゃったりする。

そしてこの言い争いが白熱すると「じゃあ、俺無量大数!!勝った~!!」とか言うやつが出てくるのだ。勝ったところで何なのか




しかし小学生だから、無量大数まで存在する単位をひとつずつ刻んでいくわけではない。どこかで一気に無量大数という途方もない世界へ飛ぶのだ。

「好きな食べ物言ってこーぜ!!」の10巡目で、ウガリが出てきたらびっくりだろう
それを小学生は理解しているのだろうか。


兆と無量大数の間に、

京、垓、抒、穣、溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議

とこんなにあるのに、ずいぶんとすっ飛ばして、なぜ無量大数だけ知っているのかが疑問だ。
テレビでも京以上の単位なんて、お目にかかることはめったにない。

一応「にほんごであそぼ」に単位を覚える歌があったけど、それだけじゃ絶対に覚えられないと思う。
小学生の断片的な知識の出所を知りたいものだ。



 








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