ebekoです。

私は小さいころから音楽を聞くのが好きでした。子供の頃は家にカセットテープ、CD、MDと3つとも再生できる機器がありまして。
どれもよく使っていましたが、カセットテープが私好きだったんですよ
曲の頭出しとかが若干面倒かもしれませんが、嫌いにはなれないんですよね。機能は他のものにかなり劣るはずなのに。


カセットテープの魅力をあげるとすれば、それは音質の悪さではないかと思っています。
こんなことを書くと、「は?何言ってんだこいつ、音質は良いのを求めろや。人として最低限の常識だろうが、お前の会社燃えろ、クズ」と言いたい方もいらっしゃると思いますが。
まあ落ち着いてください。会社が燃えてほしいのは私も同意見です

魅力の話なんですが、あの音質の悪さに私は何かノスタルジーが感じられるのです。懐かしい気持ちが呼び起こされるというか落ち着くと言うか。
微妙に音程が上がっていたり、シャリシャリプツプツ聞こえたり、曲間にスーって音がしたり。そういうところにたまらなくノスタルジーを感じるのです。こういうのってCDにはありませんからね。
それらが合わさると「あのころ聞いてた曲だ」みたいに認識あるいは錯覚するのかもしれません。

加えてカセットテープが子供のころの思い出と結びついてると言う部分もあるのかもしれません。
幼稚園のバスでもカセットで童謡が流れていましたし、うちの車は古かったので、しばらくカセットしか聞けませんでしたから、CDとかに比べて「カセットで音楽を聞いてた」という思い出が強く残っているんです。
ですので私がカセットテープを好きな理由は「懐かしい」「最近の、高音質を求めている流れでは表現できないという部分があり、カセットの音質は希少なもの」という部分にあるのかもしれませんね。
そういえば折られた一枚の紙が歌詞カードだったとかありましたよね


でも明確な理由はまだ曖昧なままです。この感覚や考えを理解してくれる人、いますかね。
どうやら私は早くも幼児退行が始まっているようです