ebekoです。


ゲオで「魔界転生」という映画を借りている。1980年ごろに作られた古い方。
元になっているのは山田風太郎の小説。現世に未練を持ったまま死んだ人たちを、天草四郎時貞が復活させて世界を火の海にすることをめざす。それを千葉真一演じる柳生十兵衛が阻止するのだ。

時代が時代ならジャンプに載っていてもおかしくない。ナルトの穢土転生みたいなもんじゃん。





復活させるのは細川ガラシャ(明智光秀の娘)とか宮本武蔵だ。
ガラシャはともかく宮本武蔵は何の未練があるのか、と思ったら「強いやつと戦いたかった」という理由。その未練結構きりないんじゃないか

最後の方で十兵衛の父柳生宗矩も「一人の剣士として十兵衛と戦いたい」という欲望を見透かされ、仲間になってしまう。

沢田研二が四郎の役だった。どうせなら片手にピストル、唇に火の酒を持ってて欲しかった
「この酒のようにこの国も燃やして見せよう」なんて。火の酒なんてものがあるのか知らないけど。
でもそんな天草四郎も、歳をとるとカーネルサンダースになる。時間は残酷だ。



そのほかもすごい。宮本武蔵が緒方拳、柳生宗矩が若山富三郎(勝新太郎の兄)、名匠村正が丹波哲郎(霊界の研究家)だ。
全体的にキャラが濃いこと濃いこと。

それにしてもなぜ四郎はイケメン扱いされてるのか。映画でも舞台でも四郎を演じるのはかっこいい人だけだ。

「天草四郎はイケメンだった」なんて誰が言い始めたんだろうか。ぱっとしない四郎がいてもいいんじゃないか。見栄晴がやればいい。あと山田隆夫とか。


映画は面白かったです。