ebekoです。


高校時代、ひどく吹雪の日があり電車が動かなくなってしまった。
顔だけはまいったなという顔をしつつ、ホームをあとにしようとしたところクラスメイトのマサト君に会った。
「せっかくだからうちにこない?こっから近いし」と誘ってくれたので甘えることにした。



マサト君のうちは共働きなのか誰もいなかった。
お邪魔した後はテレビをつけてだべっていた。やっていたのは「遠くへ行きたい」。

遠くへ行きたいは青森に行っていて、「鶴田はげますの会」が取り上げられていた。はげ頭に吸盤をひっつけて引っ張り合ってるところを見て二人で大笑いした。
他にも地元の食堂でお勧めメニューとして出していた肉なし牛丼」を「貧乏なだけじゃね?」と切り捨ててこれも大笑いした。



マサト君は割とかっこいいし運動もできたんだけど、アニメ好きだしなぜかクラス内ではロリコンキャラを演じていた
誰かが窓をのぞいて「遠足で幼稚園児が歩いてる」と言うと、「え、どこどこ」と食いついていた。
なんでそんなキャラを演じていたんだろうか。

勉強できるできないにかかわらず、面白い人(会話ややってることが)と積極的に付き合っていきたい、面白いことをやりたい。
これは割と人生の軸になっているかも。



オチが思いつかなかったんで、なんか良い話風にしめました