ebekoです。


小学校や中学校だと、長期休暇には宿題が必ずと言っていいほど出る。
それについて話題に上るのが「『最初のほうに一気に終わらせて思いきり遊ぶ』『最終日ぎりぎりまで手をつけず、終盤で必死にやる』のどっち派だったか?」ということ。



最初で一気に終わらせる人がかしこい、というイメージがあるようだが案外そうではなかったりする。
確かに与えられたものをさっさとこなすのは偉いかもしれないが、夏休みが終わるころには勉強した内容をまったく覚えてないからだ

対して終盤に必死にやる人は、当然計画性がないということで周りからはとやかく言われる運命にある。
その分直前に必死にやったから内容を覚えてるかというと、そうでもない。終わらせることを優先しすぎてありとあらゆる手段を使ってしまうから



私はどっちのタイプでもなかった。
私は「休みの最初のうちに勢いよく体感90%終わらせて残りはどっかでやろう、と思うものの実際は70%くらいしか出来てないことに最終日に気付く」タイプであった。

これが割と最悪である。「宿題はもうほとんど終わってるから大丈夫」って思ってたら意外と残ってる量が多いわ、忘れてた新たな宿題が出てくるわ。
それに気付く時間も夕方とかだ。親からも「終わったって言ってたじゃないの!」と責められる。

最終日に自由研究やってないとか、もう絶望そのもの。アイデアひねり出すのにも材料集めるのにも時間が足りなさすぎる。
余裕がある中で行う自由研究は楽しいが、切羽詰まった中でやる自由研究は「こんなもの廃止しろ」としか思わないほど邪魔な存在だ。



苦手な数学も最後に残りがちだった。
分からなさ過ぎて、答えを映したことももちろんある(所々わざと間違いながら)。そして挙句の果てに「もういいや」と、数ページ白紙で出した

怒られるかな、と思ったけど先生からは「堂々と白紙のまま出したやつがいたが、正直でよろしい」と言われた。

この経験から、「諦めが肝心だな」と悟った。無理なものは無理してやらない。
これをモットーに先へ進んでいった結果、諦める段階が早すぎて無駄な失敗を大量にしたことは言うまでもない



何が言いたいかと言うと、勉強の習慣をとぎれさせずに毎日少しづつ決まった時間勉強する人が一番偉い。