ebekoです。
冷凍してくっついてたパンをはがそうとしたら、みごとにちぎれました。
諦めてくっついたままのやつを焼いたら、黒こげになりました。
朝からプチ不運。


回りくどいことが苦手な性格だ。「~でありまして、そういうわけですから」みたいな、言い回しが出来ない。
出来ないと言うか、自分で何言ってるのか分からなくなる

なので、なるべく口調を柔らかくして正直なことを言うようにしている。「まあ言っちゃえばそうですね」「すみません、その資料どこっすか」みたいに。
大したことじゃないのに言葉を選ばなきゃいけないのが、嫌なのだ。

別に自分自身は回りくどく言われても「思慮深い人なんだな」「色々立場があるんだな」と別に嫌な気にはならないけど。



私は回りくどいのが嫌い、というのを表したエピソードがある。
幼稚園の時、友達のプリントを家まで届けたことがあった。
その時、友達のお母さんは「わざわざ届けに来てくれてありがとう。ちょっと待ってて」と言ってお菓子をくれた。

日本人たるもの、「いえ、たいしたことしてませんのでそれじゃ」と、お菓子を受け取らずにとっとと帰るのが正解かもしれない。
あるいは「いえ、いいです」「いいから持ってきなさい」と遠慮問答をはさむ

でも私は「ありがとうございます」と言ってしっかりお菓子をもらっていた。
本心では思いきり貰う気だったので、一旦その問答をする時間が面倒だったからだ。



友達が連続で何日か休むと、その度に家に行ってプリントを届けていた。そして遠慮することなくお菓子を貰っていた。
もちろん「こないだのポッキーおいしかったです」とかお礼は言ってましたよ。

でもしまいにゃお菓子の話も出てないのに、「この前のピコラおいしかったっす、今日はあれないすか」とし銘柄の指定までし始めた
もはやもらえること前提であった。


こんな風に小さいころから回りくどいことが嫌いだったのである。
いや、単にずうずうしいだけか。



ちなみにその後、その友達とは疎遠になった。
その子のお母さんが「あんな子と遊ぶのはやめなさい」と言ったのかもしれない。