ebekoです。


「フランダースの犬」ってあるじゃないですか。ネロとパトラッシュが出てくる。
オープニングで「ランランラ~」って歌いながら、田舎道を延々歩いてるあれです。

「泣けるアニメランキング」みたいな番組があると、毎回これが1位に来ます(あと、上位にハクション大魔王の別れのシーンとか入ってきますね)。

どこかから金でももらってるんでしょうか。それくらい確実に1位です。誰かが死んで悲しい、なんか当たり前ですよ。卑怯です。そんなもん泣けるの当たり前じゃん。
まほプリの49話、HuGプリの最終回を差し置いてよくそんなものを名乗れるな、と思います。

で、毎回久本や柴田がボロボロ泣いてます。もはやここまでが定番。










私は当然リアルタイムの世代ではないのですが、少しだけ再放送を見てました。
ちょうど土曜日の7時台のポンキッキーズが終わってその後の番組がこれだったので。

でもオープニングが終わって数分したら、「しっとこ!」とかに変えられていたのできちんと一話全部を見たことがなかったのです。



だからフランダースの犬は「田舎で犬と暮らすほのぼのアニメ」だと思ってました。
だって毎回序盤しか見ないから、あの悲しい最終回とつながらなかったんですよ。おじいさんもバリバリ生きてるし、不幸なことも起こらないし。

なんなら泣ける最終回を番組で見たのも小さい頃だったので「なんだかとっても眠いんだ…=死」ということの理解も出来ていませんでしたから。
なので「布団もないのに、よく固い床で寝られるな」と思ったものです。せめて大の字になりゃいいのに、と思ってました。



だって餓死にしては見た目が全然変わってないですもん。服は若干ボロボロだった気もしますけど。
それだけ死が近づいてることを表したいんだったら、コカイン所持で捕まった時の田代まさしみたいな風貌にしときゃよかったのに。



田代



「パトラッシュ、僕とっても疲れたよ。なんだかとっても眠いんだ…」

うるさい!黙って歩け!