ebekoです。


どんな名シーンでも、セリフの最後に「なんちゃって」とつけると台無しになるという法則を発見した。
なんとも言えない昭和の臭いただよう言葉、「なんちゃって」。
これにはなんでもつまらなくしてしまうパワーがあるのではないか。



古典落語「芝浜」


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「よそう、また夢になるといけねえや、な~んちゃって!」


最後の最後でドン滑りだろう。師匠から破門される





「フランダースの犬」


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「パトラッシュ、僕疲れたよ……。なんだかとっても眠いんだ……な~んちゃって!」


寄り添って一緒に死のうとしたパトラッシュは「こいつふざけんなよ」と思いながら死んでいくことだろう。
迎えに来た天使にボッコボコにされてほしい所である





「世界の中心で、愛をさけぶ」


アイキャッチ-10



「助けてください…… 誰か助けてくださーーーい!!! な~んちゃって!」


ただ空港でふざけただけのやつである。
近くの酔っ払いに「うるせぇ!ここどこだと思ってんだ!」と怒鳴られてほしい。





アニメ「スクールデイズ」


FEZ(070928-161101-09)




「中に…誰も…いませんよ、な~んちゃって!」


怖いシーンが一気にコントになる。多分次の瞬間、巨大なタライが降ってきてどっちも死ぬ。
でも考え方によっちゃ、こっちの方が怖い






とりあえず言えることは、冗談をなんちゃってで締めるやつは面白くないということだ
なんか「俺、面白いこと言っちゃった!」感が見え見えだからである。