ebekoです。


先日、前の会社の同期と飲んだ。仲良くしていた彼には北海道を離れることを伝えようと思ったのだ。
うちの会社は、毎年20人以上の新卒を採るのに1年以内に1/3は辞めて行く(新卒だけで)、なかなか先行き不安な会社だった。

そんなに大量にとるのに人が足りてないんだから不思議なものである。


busy_man



私と同じ年のメンバーもその例に漏れず、そこそこの人数が辞めた。
私はちょうど1年で辞めた(雇用保険が欲しいから)が、私の前に既に5人辞めていた。
嫌でもそういうところまで粘るだけの根性はあるのが私だ

人が足りないわ、人が育たないわの悪循環もいいとこである。
採用サイトでもほとんどの部署や支社で募集をかけている状態だ。

その割に試験では無駄に小論文を課したり、会社のモットーを出題したりしている。そこそこ勉強する必要がある。
そんなに選べる立場じゃねえだろ、と思った



余談だが、私と彼と面識のある先輩が部署の副責任者になったらしい。「まだ3年目なのにだぜ」と彼は言っていた。

なんてことはない、そこは社員が2人しかいないのである。単純に人がいないのだ。
良く言えばNo.2、悪く言えば下っ端。

そんなの1人で会社を起こした人が「俺社長だぜ~」と言ってるのと同じである。



でも話をしてるうちに「あれから1年たったんだよな、早いなあ」なんて話した。
確かに今考えてみるとあっという間だった気もする。1年間を思い出してみると、辞令交付式に遅刻し、研修に寝坊し、集合研修に遅刻し、震災時は電話を無視した

振り返ると、どれもこれも良い思い出だ。会社への反抗心がこれでもかとむき出しになっていて。
今は「あの1年は、人生のネタ収集の年だったんだ」と思うようにしている。




ところで、我々同期は仕事以外でのつながりがほぼ皆無だった。
やばいと思ったのか、「今度みんなで集まりましょう」なんて言った人もいたらしい。
その後グループラインは3カ月動いてないらしいけど