ebekoです。


桃鉄が大好きだ。11以外の7~2017までのソフトは一通りプレイ済みだ(11も攻略本は持ってる)。
そこで個人的な作品をおすすめ順にランキングにしてみた。

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(※2020年1月23日修正、2020年2月7日加筆修正)


令和追加バージョンはこちら




1位 桃太郎電鉄16

桃鉄16


PS2版最後の作品。個人的には一番傑作だと思う

物件の収益率が全体的に良く、おいしい物件を取られたとしても充分に逆転は可能。
ボンビーにも対処法もある。優良物件を押さえていくのがコツ。


サイコロ運もコンピュータと比べ悪くはなく、ストレスになることは少ないはず。
北海道大移動のイベントもあるが、これも慣れてくれば対処法がある。むしろ知ってればチャンス

「足踏みカード」をいかにうまく使うかが、勝利のカギとなる
最初は低いけど実は増資すると大成長する、という物件もないので初心者にもおすすめ。


高収益率の高額物件も存在するが、いかんせん桃太郎ランドが1兆円するので簡単には買えない。
それがちょうど良いバランスになっている。



2位 桃太郎電鉄V

桃鉄v



PS版最後の作品。基本さえ分かれば、勝つのは楽。
7からマップは大きく変わっていないが、カード売り場が全体的に充実しており、勝敗をコンピュータの運に左右されにくい。

このころの作品にしては珍しく相手の物件を買収できるカードや、災害から物件を完璧に守る「シェルターシステム」が導入されていて、全物件制覇を比較的目指しやすいという特徴もある。

桃太郎ランドを買うとミニゲームで遊ぶことも出来る。
あくまでおまけで、「桃太郎伝説」「桃太郎まつり」で見たゲームが多いけど。



3位 桃太郎電鉄12

桃鉄12


桃鉄西日本



全国編と西日本編収録。全国編はサンマがおいしい。 西日本編はスタートダッシュが大事。

全体的な物件の値段が上がり、桃太郎ランドは3000億円になった。
ただ圧倒的に幕張のネズミーコンビのほうが収益率が良い(総額も高い)。

全国編のカギはサンマ漁船団、あとは大阪のプロ野球チームか。
ハワイも独占最大増資出来たら、リゾートホテルが1020億円稼いでくれる


西日本編のカギは、薬用人参とプロ野球チーム、京都(のイベント)。
神戸の豪華客船会社もおいしい。200億するから1位の人が買うだろうが。

西日本編の奈良には今は亡き「奈良ドリームランド」をモチーフにした物件が。ただ710億もする


上位コンピュータの運が良すぎる(特に目的地の到着)と感じるかも。
でも重要物件を知っていれば目的地入らなくても勝てる。



4位 桃太郎電鉄X

桃鉄x


桃鉄九州



さくま氏曰く失敗作らしいが、割とバランスは悪くない。全国編と九州編を収録。
この作品に限り増資が4回出来る(他の増資可能作品は2回)。

そのため、最後まで増資するととんでもない収益率になる物件が存在する(25億で100%とか)。
攻略法を知っている人なら、正攻法で桃太郎ランドを買うのに20年かからない

全国編は近畿が重要、九州編は北部が重要。



物件購入200件目のご褒美がゴールドカード。
なのでそれが使える九州編の最高額物件、カナリヤシティ(200億円)は10年かからないことも。

とにかくプレイしていて、物件の収益率がずんずん上がってくのは快感
梅が枝餅屋が500%になったり、明太子屋が300%になったり。

最近のと違って貧乏神もたいしたことないし、3年目までなら変身するのはミニボンビー確定だし。


初心者はこの作品から入って「快感」を得て、ほかのシリーズに挑戦するのもあり。
ただ知識ありきだから、初見の人との対戦はつまらなくなると思う。




5位 桃太郎電鉄20周年

歴史ヒーローが初登場。
増資が廃止された代わりに、16から大幅に物件数や路線が増えていて、ボリュームは十分

ただし、ここから先の作品は歴史ヒーローを仲間にしたものが勝ち、という様相を呈してくる。
それでも2010よりはバランスが良い印象。


だいたいのお得物件は16から変わっていないので、そこを狙っていけば良い。
小倉や門司港など特定の駅に一番最初に到着すると、カードがもらえるイベントがあったりする。

携帯版の中では一番楽しめるんじゃないか。
当時話題になった、陣内と紀香の結婚に絡めたイベントもあったなあ。



6位 桃太郎電鉄2010

桃鉄2010


Wii作品。ほぼ同じ内容のがPSPから出ている(桃鉄タッグマッチ)。
20周年以前とは攻略法ががらりと変わる。

前作の20周年から一気にマップが広がり、リニア周遊カードやシンデレラカードも登場。
この辺からカード効果のインフレが始まった気がする

ダビング駅も前作より重要度が増した。
なんでゴールドとプラチナはダビングできなくて、シンデレラは可能なのか意味が分からない

また出た目の大きさより、奇数か偶数かが重要になることが多い(偶数ループが多いため)。


桃太郎ランドは10兆円に。
桃太郎ランドだけで、鉄道を除く全物件の購入金額の半分弱を占めることになった。

鉄道の値段も一気に値上がり。一番安い中国四国鉄道でも1000億。
ただ東京の本社ビルシステムが廃止されたし、乗っ取り手段もないので納得。



7位 桃太郎電鉄7

桃鉄7




個人的には一番最初にプレイした桃鉄なので思い入れがある作品。
ギーガボンビーという、全員の所持金とカードをまるごと食べるやつが出てくる

でもキングボンビーの数字が3以下の時に、高山の右にあるマスに止まると数字を10に戻してくれる。
ただ行きにくいのなんの。特定マス進めるカード売ってないし。


この作品で原宿や渋谷が初登場。ファミコン版にあったイベントがまだ割と残っている。
鈴鹿のF1とか。止まるのは難しいけど。

最新の歴史ヒーロー頼み・強力カードでの妨害合戦に疲れた人はこのころので遊ぶのもいいと思う。
ただし、刀狩りもとびちりもランダムなので、そうそう攻撃が上手くいかなかったりする。

チェーン店カード」という、地味にこの作品にしかないカードもある。
チェーンは4種類あり、それぞれ99件まで増やすことが出来る。


32件以上になると臨時収入が起きるものの、収益率は全部悪い。
お金が余った時の避難場所にはなるけどね。


8位 桃太郎電鉄G

桃鉄g


GBAの作品。
通常プレイで所持していたカードを、デッキとして保存でき、3年決戦で使用することができる。


ちなみにパスワードを入れれば、もともと用意されているデッキで遊ぶこともできる。

パスワードは「じみ」「さいあく」「ぶっとび」「ぺぺぺ(ひらがなで)」「きさらづ(シルバー)」「つちうら(ブロンズ)」「ささづか(ゴールド)」「おぎくぼ(プラチナ)」とかだった気が……。

「だいとし」「のぞみ」「がっぽり」とかもあったなあ。
使えるのはプラチナデッキやゴールドデッキだけど、いろいろ試すのも楽しい。

ゴールドデッキはプラチナカードやゴールドカードがいっぱい。
プラチナデッキは、新幹線周遊が5枚とあの陰陽師カードが入っているという恐ろしいデッキ。

このシステム自体はお遊びシステムとして、新作に入れてほしい気もする。


ただ内容としては12に多少の追加がある程度。
愛・地球博があったころの作品で、それにちなんだ物件がある。

ただデッキ以外の面白要素は少ないし、セーブデータが2個までしか作れないという部分もあるため、みんなで遊びたい人は16を買った方が良いかも。




9位 桃太郎電鉄World

桃鉄w


9年目に発生する、360億円もらえるゲームに勝てるかどうか
一人プレイだと1000億円以上もらえるクイズも発生する。それありき。

よって勝つだけなら目的地なんか必要ないという味気ない作品。
なのであくまで一人で遊ぶ作品である。良く言えば、色々とスケールがでかい。


あとボンビーが基本きつい。
デビルボンビーは無限にデビル系持ってくるし、チャージボンビーはカード全部捨てるし。

中途半端に「お先にどうぞカード(半年以内に消さないと、次の番の人が目的地に到着する)」という厄介なものがあるせいで、目的地連続到着を阻止しやがる。

あとスリの銀次が青マスに出ない代わりに、それ以外での出現率がめちゃくちゃ高い。
コンピュータとの対戦ならイライラすること間違いなし。


まず手に入らないが「世界征服カード(他のプレイヤー全員を1年間行動不能にする)」という物騒なカードもあったりする。

そんなわけでバランスの悪さはシリーズ中1,2を争う。でも短期間なら対人もあり。



10位 桃太郎電鉄T&J

桃鉄t


携帯版のDSへの移植&改良版。
二種類マップが用意されているが、どちらも30年までしかプレイできない。

そのため、個人でやりこむくらいしか遊び方がない。TOKYO攻略は半分運。
みんなで遊ぶには限界がある(携帯型で発売される物はその傾向が強い)。

ただTOKYOの全物件制覇はかなりの難易度なので、挑戦してみる価値はあり。
個人プレイにはいいが、集団でプレイするのは不向き。


しかし全体的にはイベントも少ないので、盛り上がりに欠ける。



11位 桃太郎電鉄2017

2019年現在では最新作。
ただとにかくテンポが悪い。電車の進むスピードが遅い。

そしてさくまが1年目からシンデレラカードを引くなど、バランスが崩壊している(逆に言えばこれを奪えば、1年目で総資産5000億以上行くことが可能)。


その代わり人間も1年目から普通のカード駅で、新幹線周遊や特急周遊引けたりするけど。
運が良ければ地方へ!カードも可能。

要はインフレが進みすぎたという印象。


あとはなにせ歴史ヒーローが強力すぎて、逆転ができない
2010より人数も増え、凶悪なのもある(井伊直弼の1年間カード封印とか)。

制作陣の関係で、貧乏神のデザインは変わってないのに、キングボンビーは全くデザインが違う。





12位 桃太郎電鉄15 

桃鉄15


全体的に5大ボンビーが強力な作品。主な攻略法は隙を作らないこと。
バランスはそこまで悪いわけではないが、次回作の16の方が色々整っている印象

コンピュータの運が高めなうえに、絶好調まであり、コンピュータびいきがひどい
それでいてプレイヤーの運は悪い(サイコロ運など特急でも、平均以下がざら)。

「風雲!さくま城」モードもあるが、最後のさくま3人との戦いは3人が絶好調で始まるという鬼仕様
ひいきが露骨すぎて、まともに戦うのがバカバカしくなることも。


完全に「コンピュータを強くする」をはき違えた作品
16を買いましょう。


300件目購入でもらえるプラチナカードがカギ。取られると地獄。





13位 桃太郎電鉄USA

桃鉄usa


15と同じくコンピュータの運がよく、プレイヤーは悪い。
加えてさらに物件数が少ない(99駅)わりにマップが広すぎる

そもそもイベントの質が悪い(宇宙人が来て撃退できなければ、いくつかの都市が全て潰されるなど)。

季節ものでも、ツイスター、熱波、ハリケーン、山火事、大寒波と災害が大量にあり、災害が起きない駅を探すほうが難しい


加えて優良物件駅が数個しかなく(ニューオーリンズなど)、そこを取られた時点でほぼ逆転ができない。

かといってスロットで大当たりしたりすると、それはそれでバランスが崩れて面白くない。


カード売り場にあまり良いものが売ってないのもきつい。
上位コンピュータは良いカード引くし、目的地にすぐ入る。対してプレイヤーは入れない。

そして「カード価格の急騰イベント(カード売り場での値段が8倍から16倍に上がる+カードが売れなくなる)」という、ふざけたイベントまである。

銀次の当たり年も6年目くらいから、発生する。
テストプレイしてこんなのが楽しいと思ったのか?

イライラするのは前提でプレイしましょう。





中古で桃鉄を買おうと思ったらぜひ参考にしてほしい。
買うとしたら、6位以上の物を買うことをお勧めする。