ebekoです。


さて中曽根元首相がとうとう亡くなりましたね。なんと101歳。ここまで来たら東久邇稔彦の103歳を越えてほしかったですがね。
生まれは田中角栄と同じ1918年。総理になったのが40年弱前。引退したのは小泉内閣時代でした。

議員生活を50年近くやってたんですからすごいもんです。


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この方は派閥の2代目で、自民党結成直後にあった河野一郎(太郎の祖父)の派閥を受け継ぎ、30年以上事実上のオーナーであり続けていました。他の派閥が3代目や4代目に替わる中、強大な力を持ち続けてました。かのハマコーに言わせると「後継者作るどころか、積極的に潰してた」そうです。おお怖い。
 
ちなみに潰された人が、熊手で有名な渡辺喜美の父、美智雄です。



評価についてはまだ定まらないと思います。防衛費GNP1%枠を撤廃したり、民営化進めたり、ロンヤス外交やったり……。その一方で、1972年の総裁選では田中派と福田派両方から金をせしめたりもしました。リクルート事件にも絡んでましたし。

しかし当時「反田中院政」の風が吹く中、あえて田中派の実力者だった後藤田正晴を官房長官に迎えたり、ニューリーダー(竹下登、安倍晋太郎、宮澤喜一)を上手いこと争わせて、自身の権力を高めるしたたかさも持ち合わせていました。

こうでもしなきゃ当時は生き残れなかったのでしょうがないですが、そのせいで「風見鶏」というあだ名がつきました。



足跡については色々ありますが、とりあえず私は「同じクラスにいても友達にはならないタイプだな」と思いました。こいつの話絶対つまんないもん
みんながゲームの話してる輪に入ってきて「憲法改正ってどう思う?」とか急に聞いてきそうだし。空気読めよ。

良く言うと「威厳がある」、悪く言うと「とっつき辛い」イメージですね。
三木武夫も似たようなイメージです。妙に正義感が強くて学級委員か風紀委員やってたりするやつね。先生が宿題の回収忘れてると言っちゃうタイプ。そういうやつは嫌いです

逆に仲良くなれそうな気がするのは、小渕と大平ですかね。



話がそれましたが、裏がどうであったかはともかく中曽根が歴史に残る宰相であったことは間違いなく、また責任を持って政権を担当し政治に取り組んだ人ではないかと思います。
昭和の政治家らしく厚みがあったと言ったらいいでしょうか。

それにしても東大卒で内務省行って、総理5年やって101まで生きる。
人生何周したらそんな大往生ルートにたどり着けるんでしょうね。