ebekoです。
色んな会社の採用案内ページを見てると、キャリアパスや出世について説明してる図がありますよね。私、あれを見るのが好きなんです。社内での人生が感じられて。


色んな会社の採用案内ページを見てると、キャリアパスや出世について説明してる図がありますよね。私、あれを見るのが好きなんです。社内での人生が感じられて。

こんな感じの図のことです。積み重ねグラフを利用していることが多いですね。
「偉くなるまでに色んな役職があるんだなあ」「でも最後までたどり着く人はほぼいないんだろうな」と、この図一つでそこそこ楽しむことが出来ます。
会社によっては、異様に役職が多かったりしてね。店舗管理者とマネージャーと課長が、同じ会社に存在してたりして。誰が偉いのか判断しにくいったらありゃしません。それも面白さの一つですが。
多分心のどこかで、人生ゲーム的な要素を感じられるからかもしれません。
人生ゲームのランクアップって結構テンション上がりますからね。
人生ゲームと違うのは、キャリアのゴールに「社長」とかは決して書いていないことですね。せいぜい本部長や役員どまりです。
「努力で何とかなるのはここまで」という意味か「創業者一族じゃないんで、これ以上にはなれません」というメッセージなのかも。
そんな私が好きなこの図。身近なものにも当てはめられるんじゃないでしょうか。
さて今回はキャリアパスの図を、会社以外の例にあてはめてみました。
何をあてはめようかと考え、まず思いついたのが出世魚。
キャリアを積むことによって名前が変わるのですから、やりやすいのではないかと考えたのです。
その結果、
こんな図が出来上がりました。ブリになるまでのステップです。
新入社員は「モジャコ」として働きます。実力がつく、もとい体が大きくなったら責任のある役職になっていきます。ブリになるには5倍以上大きくならなければいけません。
呼び名の右の数字は、年齢や月収ではなく単なる体長です。
海の世界のことも、ブリ界のルールも私は知りませんが、モジャコから見るとブリは雲の上の存在なんじゃないでしょうか。住む世界は一緒なんだけど(海だから)違うみたいな。
しかしそんな大物のもとで修業を積んで、ワラサになって彼らを支える存在も出てくるのでしょう。
「よく頑張ったな。お前も今日からワラサだ」「ありがとうございます!!!」
でも大きくなったところで、最後はみんな仲良く人間に食べられるんですけどね。
町一番の商店になったところでアマゾンには敵わない、みたいな話です。
では次は視点を変えて、一人の人間がどのようにのし上がっていったかを当てはめてみましょう。
今度は、徳川家康の生涯をキャリアパスに当てはめてみました。
最初は今川家の人質でしたが、最後は日光東照宮の神様にまでなりました。
死後も含めていいのか迷いましたが、この方が社員のモチベーションも上がると思って入れました。
「最後は神様になれるのかぁ~~!!!」みたいに思うかもしれないじゃないですか。
そしてグラフの下の部分には、職能資格制度的な等級も設けてみました。
実際は弱小でも大名なので、生まれた時から経営職にあるんですけどね。
グラフの高さの上り幅は均等ですが、実際は独立→権大納言になるまでにかなりの時間がかかっています。そこからライバルがいなくなったりしていったので、権力が強くなったという感じです。
でも部長とかになるとそれからトントン拍子に出世していく人もいるので、あながち間違ってないかもしれません。
ただ真面目に考えると、キャリアのスタートが人質って最悪ですね。
私だったら研修の時点で入社を辞退します。将来偉くなれたとしてもヤダ。
最後に、グラフ以外のキャリアパスの図にも当てはめてみたいと思います。
実際の会社だと、同程度の権限を持つ役職がいくつもある場合、あるいは部署によって名称が異なる場合は、グラフっぽくないことが多いです。大半は組織図形式ですね。
こんなのです。
具体例を挙げると、ランクは「S1(スタッフ1級)」でも、役職名では「スペシャリスト」「エキスパート」「チーフ」とか分かれている会社ですね。
正解なんてないので表し方は企業それぞれですが、そのタイプの図に当てはめました。
当てはめたものはこれです。
話数を重ねることで強くなっていくプリキュアを当てはめてみました。
最初に初期メン(だいたい2~4人)がプリキュアになった後、追加戦士が増えたり悩んで成長してパワーアップフォームを身に付け、俗に言う「スーパープリキュア」になることが多いので、図にしてみました。
そしてパワーアップフォームで最終戦を終えた後は、夢を叶えるためにそれぞれの道を進んでいきます。そこからは後日談や大人になってからのシーンです。
悲しい別れはあっても、グレたり落ちぶれたプリキュアは見たことありません。
ですのでゴールは「おおむね輝かしい未来」にしました。悲しみを背負ったまま生きる人もいるので。
プリキュアはなれる年齢が幅広いのはもちろん、妖精や宇宙人、アンドロイドも対象になるので、キャリアパスのスタート地点が非常に広いです。そのため、この図が良いのではないかと考えました。
「どこまでがプリキュアに含まれるか」自体、非常に危険な話題なので、余白を持たせておいた方が良いかと思われます。こんなことで炎上したらたまったもんじゃない。
多分、会社説明会の時には「昔は中学生からのプリキュア組が多かったんですが、最近は悪役からの転入も多いので、それまでの経歴は全くハンデになりませんよ!」という説明をしてるんだろうなあ。
プリキュアも「地球を守る」という点を考えた時、妖精によるスカウトは限界がある人数になってきたので、こういうスライドを先輩プリキュアが持ってくる時代も来るかもしれません。
このキャリアパスの図を使うと、次に目指す場所や目標が明確になるのでいろんなものに使っていったほうが良いんじゃないでしょうか。難しい取扱説明書も、こうなってたらむさぼって読むと思います。
会社の書類って面白いものです。上司とか出社は嫌いだけど。
会社によっては、異様に役職が多かったりしてね。店舗管理者とマネージャーと課長が、同じ会社に存在してたりして。誰が偉いのか判断しにくいったらありゃしません。それも面白さの一つですが。
多分心のどこかで、人生ゲーム的な要素を感じられるからかもしれません。
人生ゲームのランクアップって結構テンション上がりますからね。
人生ゲームと違うのは、キャリアのゴールに「社長」とかは決して書いていないことですね。せいぜい本部長や役員どまりです。
「努力で何とかなるのはここまで」という意味か「創業者一族じゃないんで、これ以上にはなれません」というメッセージなのかも。
そんな私が好きなこの図。身近なものにも当てはめられるんじゃないでしょうか。
さて今回はキャリアパスの図を、会社以外の例にあてはめてみました。
何をあてはめようかと考え、まず思いついたのが出世魚。
キャリアを積むことによって名前が変わるのですから、やりやすいのではないかと考えたのです。
その結果、
こんな図が出来上がりました。ブリになるまでのステップです。
新入社員は「モジャコ」として働きます。実力がつく、もとい体が大きくなったら責任のある役職になっていきます。ブリになるには5倍以上大きくならなければいけません。
呼び名の右の数字は、年齢や月収ではなく単なる体長です。
海の世界のことも、ブリ界のルールも私は知りませんが、モジャコから見るとブリは雲の上の存在なんじゃないでしょうか。住む世界は一緒なんだけど(海だから)違うみたいな。
しかしそんな大物のもとで修業を積んで、ワラサになって彼らを支える存在も出てくるのでしょう。
「よく頑張ったな。お前も今日からワラサだ」「ありがとうございます!!!」
でも大きくなったところで、最後はみんな仲良く人間に食べられるんですけどね。
町一番の商店になったところでアマゾンには敵わない、みたいな話です。
では次は視点を変えて、一人の人間がどのようにのし上がっていったかを当てはめてみましょう。
今度は、徳川家康の生涯をキャリアパスに当てはめてみました。
最初は今川家の人質でしたが、最後は日光東照宮の神様にまでなりました。
死後も含めていいのか迷いましたが、この方が社員のモチベーションも上がると思って入れました。
「最後は神様になれるのかぁ~~!!!」みたいに思うかもしれないじゃないですか。
そしてグラフの下の部分には、職能資格制度的な等級も設けてみました。
実際は弱小でも大名なので、生まれた時から経営職にあるんですけどね。
グラフの高さの上り幅は均等ですが、実際は独立→権大納言になるまでにかなりの時間がかかっています。そこからライバルがいなくなったりしていったので、権力が強くなったという感じです。
でも部長とかになるとそれからトントン拍子に出世していく人もいるので、あながち間違ってないかもしれません。
ただ真面目に考えると、キャリアのスタートが人質って最悪ですね。
私だったら研修の時点で入社を辞退します。将来偉くなれたとしてもヤダ。
最後に、グラフ以外のキャリアパスの図にも当てはめてみたいと思います。
実際の会社だと、同程度の権限を持つ役職がいくつもある場合、あるいは部署によって名称が異なる場合は、グラフっぽくないことが多いです。大半は組織図形式ですね。
こんなのです。
具体例を挙げると、ランクは「S1(スタッフ1級)」でも、役職名では「スペシャリスト」「エキスパート」「チーフ」とか分かれている会社ですね。
正解なんてないので表し方は企業それぞれですが、そのタイプの図に当てはめました。
当てはめたものはこれです。
話数を重ねることで強くなっていくプリキュアを当てはめてみました。
最初に初期メン(だいたい2~4人)がプリキュアになった後、追加戦士が増えたり悩んで成長してパワーアップフォームを身に付け、俗に言う「スーパープリキュア」になることが多いので、図にしてみました。
そしてパワーアップフォームで最終戦を終えた後は、夢を叶えるためにそれぞれの道を進んでいきます。そこからは後日談や大人になってからのシーンです。
悲しい別れはあっても、グレたり落ちぶれたプリキュアは見たことありません。
ですのでゴールは「おおむね輝かしい未来」にしました。悲しみを背負ったまま生きる人もいるので。
プリキュアはなれる年齢が幅広いのはもちろん、妖精や宇宙人、アンドロイドも対象になるので、キャリアパスのスタート地点が非常に広いです。そのため、この図が良いのではないかと考えました。
「どこまでがプリキュアに含まれるか」自体、非常に危険な話題なので、余白を持たせておいた方が良いかと思われます。こんなことで炎上したらたまったもんじゃない。
多分、会社説明会の時には「昔は中学生からのプリキュア組が多かったんですが、最近は悪役からの転入も多いので、それまでの経歴は全くハンデになりませんよ!」という説明をしてるんだろうなあ。
プリキュアも「地球を守る」という点を考えた時、妖精によるスカウトは限界がある人数になってきたので、こういうスライドを先輩プリキュアが持ってくる時代も来るかもしれません。
このキャリアパスの図を使うと、次に目指す場所や目標が明確になるのでいろんなものに使っていったほうが良いんじゃないでしょうか。難しい取扱説明書も、こうなってたらむさぼって読むと思います。
会社の書類って面白いものです。上司とか出社は嫌いだけど。


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