ebekoです。


今だから言えること。学生時代の体育の授業が嫌いでしょうがなかった。
別に「体が動かすことが嫌い」という訳ではない。ただ体育の授業ははっきり嫌いだった。



なんなら体育の先生がまず嫌いだった
だって露骨にひいきするし(顧問してる部活のやつを)、全然理論的なこと教えてくれないんだもん。

そして当たり前のように「今日からサッカーやります。お前ら、サッカーのルール分かるよな?じゃあウォームアップ開始」みたいな感じで、授業が進められるのが納得いかなかった。

その辺教えたり、「こうするとバスケは上手くなる」「サッカーをするうえでのポイントはこれ!」というのを伝えるのが、教師の役目じゃないのか。


体育の先生



ひょっとしたら体育教師の採用試験は、筆記より実技の配点が重視されているのかもしれない。
じゃなかったら「遵守」すら読めない教師がいるものか(高校の時の体育教師が「そんしゅ」と読んで、みんなざわついた)。

少なくとも、私は体育教師から「これはこうすればいいんだ」という指導を受けたことはない。
ただただ「ちゃんとやれー!(自分なりにちゃんとやってるってのに)」と言われただけ。


しかしながら、体育出来ないやつが「これ出来ないんで教えてくださいよ~」なんて、体育教師の所に潜り込んでいける仲であるはずもなく。

だって、全く運動できないやつを可愛がってる体育教師見たことあります皆さん
自分の受け持ってる授業。よくできるやつの印象は良く、出来ないやつの印象は悪くなるもんなのだ。




でも仮に「どうやったらうまく出来るようになるんですか?」と聞いたところで、大した回答など帰ってこなかったとも思う。
向こうは「出来る側」、こっちは「出来ない側」の時点で、視点とフィールドが違うんだから。


数学とかの、普通の科目でもあったでしょう。
出来る人と出来ない人の会話の中で、「ここはなんでこうなるの?」「そんなの見りゃ分かるじゃん」みたいなすれ違いが。

その分野が得意な人に「ここ分かんないんだけど」と聞いたところで、「なんでこの部分が理解できないの?」と言われて終わるだけ。



というわけで、もうちょっと体育教師には「スポーツや体を動かす習慣を、生徒に身に付けることが出来る」という能力を重視してほしいと思います。

「まだお前らには負けられねえ」とか言って、40にもなって身体能力で生徒より優位に立とうとする教師じゃなくて
知るか、お前の短距離走のタイムなんぞ。





ちなみに特に苦手だったのは、ジャンプ系です。
走り高跳びで10cmが飛べなかったことと、棒高跳びで30cmが飛べなかったことは墓場まで持っていこうと思います。