ebekoです。


夏休みの田舎と言えば、ゲームの世界では冒険の舞台になったり、恋が芽生える場所だったりする。
川や森で遊んだり、遠い親戚の美少女と仲良くなったりするのだ。

 
しかし、そんなものはゲームの中でしか起こらない。私も6回くらい田畑の広がる祖父の田舎に遊びに行っていたが、そんなイベントは一切起こらなかった。

川はあるけど、めちゃくちゃ流れが速い(遊べない)。あるのは用水路。森は行ったら帰れないくらい深い。美少女どころかそもそも人がいない。隣の家まで10分。



何よりゲームの世界では一週間とか一か月の長期にわたって滞在するわけだが、そこにリアルでそれだけ身を置かなきゃいけないことの辛さを知っているのかと問いたい

娯楽はないわ、自動車必須だわ、店すらも歩いて1時間。そしてその店も大分さびれている。


その他、昔の農家が立てた掘っ立て小屋のような家なら、便所は汲み取り式、廊下はトゲだらけ(うちはそうだった)。もちろん朝から夜まで虫だらけ。玄関に毛虫がはっていたことも。


その結果、やることは携帯ゲームとスマホくらいである。でも9時には消灯。
そして仏壇のある、怖い遺影のかかった部屋で布団を敷いて寝る。

そんな場所で冒険もラブロマンスも起こるものか。
デートしようにもイオンとかないんだぞ。どこ行けばいいんだ。ひたすら道路歩けってか。

ちなみに駄菓子屋とか逆に残ってそうだが、そういう部分は時代に合わせてきっちりとない。




かといって家にあげるのも変だろう。自分の家でもないし。

何より良い雰囲気になったと仮定して、近所の知らないおじさんやヤクルトレディや置き薬屋が来たらどうする。ややこしいだろ。部屋とか全部つながってるし。



もし仮にゲームで田舎に憧れを持った人がいるとしたら、ゲームの中の田舎は、3駅くらいで駅前が発展しているそれなりの都市がある、「ちょうど良い田舎」と考えてほしい。