ebekoです。


図書館に「取締役になったら初めに読む本」というタイトルの本が置かれていた。
果たしてこれを読むことになるサラリーマンは1年で何人いるのだろうか

その本には、「取締役とはどういう存在か」「取締役が知っておくべき法律」などが書いてあった。



取締役は、従業員としての雇用が続いたままの状態の取締役(主に中小企業)と、従業員を退職してから任意雇用となる取締役がいる。

前者は取締役を解任されたとしても、従業員として働き続けることができるが、後者は解任されたらそれで終わりなのだ。まあそう簡単には解任されないだろうが、一応不安定な雇用形態なのだ。

業績が悪化したら真っ先に報酬をカットされるのも、取締役である。




余談だが、CEOやCOOという役職の必要性も書いてあった。
あれは「社長」や「会長」という肩書きでは分かりにくい、実際の権限を表すものらしい。

CEO(チーフ・なんとか・なんとか)は経営責任者。COOは執行責任者だから、CEOの方針にしたがって業務を進めるという感じで。CFOだったら財務責任者。

あと、同じく重役のポストで出てくる「執行役員」は、従業員としての雇用という違いがある。
経営の意思決定権も持ってない。となると、取締役の方が偉い。へぇ。





別に誰だって読んでも良いのだけど、本当に取締役になった時にはこの本をこれ見よがしに広げて読んで、アピールをしたい。問題は今のところ重役になる未来が全く見えないことである

ふんぞり返って偉そうにしてた重役も、初めて取締役になった時、「やべ!どうしよう!」とか思いながら、この本を読んだんだろうか。

自分が偉くなった時、それをあけすけにしたら萌え要素になるかな