ebekoです。


大分昔の桃鉄のお話。高知に「かんざし屋」という物件があった。3000万円で収益率20%。
かんざしと言えば想像するのはやっぱり、江戸時代とかの女性が頭に刺しているあれだろう。

かんざし


もちろんゲーム本編でもガイドブックでも、分類は「商業」だった。
そりゃあ普通これをどれに分類するか、と考えたら商業あるいは観光のどっちかである。


しかし最近私は「これって分類は『食品』が正しいんじゃないか」と思うようになった。
ギャグとかじゃなく真面目に。




なぜかというと、「高知 かんざし」で検索すると結果がこんな感じで表示される。

かんざし菓子



ヒットするのは頭に刺すかんざしではなく、お菓子なのだ。
高知には頭に刺すやつを模した、「かんざし」という昔からの銘菓があるので


高知民謡のよさこい節と、ペギー葉山のヒット曲「南国土佐を後にして」にこういう歌詞がある。

「♪坊さんかんざし 買うを見た」

これにもとにして(あやかって?)、このお菓子が開発されたという訳。



しかしこれが登場していた桃鉄が発売されてたのは、1995年ごろ。まだまだインターネットの検索サービスも整備されていない時代だ。そのためこの情報が分からなかったと予想する

それで資料集めや制作会議で「高知って名物にかんざしがあるみたいですよ」「じゃあそれ入れるか」という感じで、全員が頭のかんざしを想像して、入れてしまったのだと思う。


そしてラインナップも分類も変わらないまま、5作品が発表されてしまった。

ご当地グルメや銘菓にスポットが今より当てられなかった時代、さらに細かい情報が分からなかった故、こうなってしまったのだろう。



作品をプレイしていて「頭に刺すかんざしなんて名物じゃないんだけどなあ……」と引っかかってた高知県民はいなかったんだろうか。でもネットで確認して否定することも出来ないのか

桃鉄もこのころは情報集めに苦労していたのかもしれない。