ebekoです。


先日、札幌に出店していた治一郎のバウムクーヘンを買った。なかなか来てくれないのでこの機会を逃すまい、と吹雪の中買いに行った。

最新作の桃鉄にも出ている(浜松)、なかなか有名なバウムクーヘンである。
桃鉄に出ているものはとりあえず興味を持つ。軽いパブロフの犬だ




シンプルなバウムクーヘンで優しい味がする。クラブハリエと比べると甘さはやや控えめか。
ただ他の所と違い、バウムクーヘンがしっかりケースに入ってるのがありがたい

桃鉄のせいで、各地のバウムクーヘンに興味を持つようになってしまった。現地に行かなくても食べることが出来るからお手軽なのだ。




北海道にも、北菓楼の「妖精の森」、石屋製菓の「白いバウム」、柳月の「三方六」などバウムクーヘンはいくつかあるが、全部ちょっと特徴がある。

妖精の森は甘みが強いメープルシロップ味、白いバウムはその名の通り真っ白、三方六はザラメの代わりに白樺を模したチョコレートがコーティングされている。

一道民としては、有名な三方六より妖精の森が好きだ。


ただ日本バウムの元祖と言われるユーハイムは食べたことがない。何かの機会に食べたい。
直営店は一応買いに行ける距離にあるから、今度買ってこよう。




そういえばバウムクーヘンの本場ドイツでは「あれは年寄りが食べるもの」と言われるくらい、廃れてるらしい。日本ではあんなに店があるのに、ドイツでは何があったのやら。

それとも日本のバウムは進化を重ねた賜物なのか。日本人は自分たち向けのアレンジが得意だから。


若者が食べないというと、日本で言うと落雁的なポジションだろうか。
和菓子が好きな私もあれは苦手だ。初めて食べた時、粉薬の塊かと思った。安いやつだったからか。

好きな人がいたらごめんなさい。私の中ではそういう存在です。



でも国によって流行るお菓子廃れるお菓子があるなら、カンボジアとかに落雁専門店が大量にあってもおかしくはないのかもしれない。カンボジアのセンター街を落雁をかじりながら歩く若者たち

世界のどこかには、落雁がインスタ映えする世界もあるのかもしれない。