ebekoです。


ドラえもんの感動エピソードの代表作は「おばあちゃんの思い出」と「のび太の結婚前夜」だ。私はおばあちゃんの話の方が好きだ。自分の思い出とも重なるし。

「おばあちゃんの結婚前夜」というのもつくったらどうだろうか。ファミリーヒストリーみたいで面白そう。あと大人向けに「のび太の結婚初夜」ってのも。限定版を買わないと見られない。




ところで、ドラえもんにはもう生きてないはずの祖父(のびる)や、曾祖父(のび吉)に会う話がある。もちろんタイムマシンを使って。


ファンじゃない方に説明すると、のびるは前述したおばあちゃんの夫。のび太が生まれる前に亡くなっている。髭が立派で厳格。のび太の父であるのび助を厳しく育てた。剣道のけいこ付けてた。

のび吉は、ハレー彗星がよくわかってなかった時代(1910年)に「地球の空気が、なくなる!」といってパニックになっていたのび太そっくりのひ弱な子供。これがのび太の曾祖父。


そしてこの二人はもちろん親子である。のび吉が父でのびるが息子。



となると、厳格なのびるを育てたのはひ弱なのび吉に決まってるのだが、どうも想像がつかない。明治の家父長制で、父が一家で大きな権力を持っていた時代。のび吉も大人になったらそんな感じになったのか。

それともジャガー横田の旦那の木下医師のように、自分がトップだと急に厳しくなるやつだったんだろうか

あるいはのび吉は早く亡くなって、他の誰かがのびるを鍛えたとか。そうじゃないとあそこまで性格の違いが出るとは思えない。よく分かんないものにビビってるやつの息子がどっしりした頑固おやじなんて




ところで今計算したら、のび太が1967年生まれなのに、のび吉が1900年(ハレーすい星を10才で見てると仮定して)やそこらの生まれってのはなかなか無理がある気がする。

のび吉とのびるが18とかで結婚してすぐに子供ができたとしても、なかなか厳しいものがある。昭和以前の設定だから、全員遅くても20代で結婚してるのか。


のびるが亡くなったのと、のび助が結婚したのが同時期(喪中のために、結婚延期したとの推測あり)という説もあるが、どうだろう。Wikipediaによるとプロポーズ(結婚)は1959年らしいけど

そうなるとのびるは40代で亡くなってる計算になってしまうが。



のびすけは画家を目指してたから、いわゆる「金の卵」ではなく、高校は少なくとも出てそう。

でものび太を生んだのは画家を諦めて、サラリーマンになったころのはずだしなあ(病院に駆け付けた時ネクタイだったし)。



ついでに納得行かないのが、のびるから受け継いでる家のはずなのに、「ローンがまだ残ってるし……」なんてのびすけが話すところ。リフォームのローンなのか。

ドラえもんは細かい謎を探し出すときりがない。




<余談>

1980年のテレビアニメに登場した履歴書によると、のび助は1940年生まれで、大学院まで出ているみたい。正確かどうかは分からないが。

だとしたらまだ大学生の時に結婚したのか。ややこしい。


ちなみにのび太の息子のノビスケは30で結婚する模様。みんな結婚はやっ