ebekoです。


昔読んだ絵本に「おやつまであと何分?」と聞く子どもの絵本があった。
親が「あと20分」と答えると、その子は「え~!あと20分も!待てないよ~」とがっかりする。

その20分を色んなことをしながら潰すという内容だった。もちろん最後はおやつが食べられてハッピーエンドと。少しは面白いオチ考えとけよと思わなくもないが。




子供にとっての20分は長い。外に出てドッジボールをする。それくらい充分な時間だ。
そして疲れたそぶりもない。むしろ元気になっている。


でも今「あと20分ね」なんて言われたら、すぐだなと思うしその場から動きすらしない
スマホいじって終わりだ。わざわざその時間を何かに活用しようとは思わない(多分)。

仮に休憩20分、なんて言われてもたいして嬉しくない。5分前行動とか考えるとトイレ行って終わりだもの。気の乗らない外出前の20分も、嫌々準備する時間に過ぎない。



考えてみれば私も小学生の時は、20分の休み時間を満喫していたし、1時間のテレビをしっかり見ていた。一日10分しか出来ないネットゲームを早起きして必死にやってた(そういう制限をかけてたサイトがあった)。

いつからこんな風に思うようになったんだろうなあ。あの頃は1分の価値が大きかった。


「ゲームは1日1時間」も今となっては、守れる気がしない。「1時間でやめられるゲームばっかじゃねんだよ!」というと思う。といってもそこまでゲームに熱中しないわけだが。