ebekoです。


スーパーで「屋台なかせ」という生ラーメンを見つけた。
きっと屋台の親父が参ってしまうくらい上手い、と言いたいんだと思う。

実際どうかは置いといて、それくらい自信のある麺なのだろう。 



でもこの麺、よく見たら「なかせ」はひらがななのである。「泣かせ」とはどこにも書いていない。

漢字にすると、景品表示法に引っかかったりするのかもしれない。「実際には屋台の主人を泣かせてはいないのに、まぎらわしい表示の仕方である」とか言われて。



あるいは単純に屋台の「中瀬」という店っぽい麺、という可能性もある。中瀬さんという苗字は珍しいかもしれないが、このパソコンの変換ではすっと出てきた。決してイレギュラーではない。

これなら別に大した味じゃなくても「中瀬さんってとこの麺を再現しただけなんで……」と逃げられる。で、勝手に「泣かせ」に勘違いしてくれることも狙って、ひらがなと。

なかなか工夫を凝らした名前だなあ、と勝手に背景を想像して思った。



こうやって重箱の隅をつつきながら、日々私は生きている