ebekoです。


中学の時通っていた塾で、模試の結果に基づいて、志望校の合格確率を出してもらった。
レベルを一段下げたからか、90%以上だったと思う。

でも入塾した頃は60%位だったから、そこそこ嬉しかった。全然レベルの高い高校じゃなかったけど。


ちなみに適当に書いた超難関私立は2%だった。自分で書いといてなんだが、思わず笑ってしまった。
本命でこの数字が出たら絶望しかない。

ただ辛いのは本人やその親だけでないと思う。
入力する側も子ども相手に現実を見せてしまうだけに、相当打ち込みにくいよな、と(そのはず)。




それでも、この2%というのは、苦慮がなされていると思う。本番がどうなるか分からないから、そもそも断言はできないんだけど。

0%にすると「絶対無理」といってるのと同じだし、1%にしても「本当は0%だよ(笑)」感が出てしまうから2%にされているのだ、きっと。


でも正直なところ、数字では近いが1%と2%じゃ大きく違う。だって2倍の差だ。
桃鉄でだって、1/256で引けるカードと1/128で引けるカードを比べたら、全然出現率が違うし。

まあ2%も普通に考えたら無理です、と言ってるのと同じなのだが。


この気遣いを社会全体でももっと活用していくと、角が立たなくなると思う。「絶対」「確実」を使わずに、ちょっとの含みを持たせていくのだ。社会ではこんな能力も必要だろう。



「今のままだと、プロジェクトは成功率2%です(絶対失敗します)!」とか言っておけば、うっかり成功しちゃったとしても、責められることはないし。

周りから「実質無理じゃねえか!!」ってツッコミは来るだろうけど。



そんなこと考えてたら、後年大学受験で合格判定Eとか出たけど、これからも強く生きていきたい