ebekoです。
本日は北海道では雪が降っていました。



政治経済の授業だっただろうか。有名な訴訟、事件での判決例をいくつか習った。
滝川事件(伊達判決)、砂川事件、長沼ナイキ訴訟あたりだと思う。

私は初めてこのワードを聞いた時、ちょっと興味を持った。
いや道民ならこれらのワードに多少なりとも「おっ」となったとはずだ。


なぜなら滝川、伊達、砂川、長沼ともに北海道に存在する地名だからだ

・滝川市→松尾ジンギスカンで有名
・伊達市→伊達時代村などがある、農業と観光の都市
・砂川市→めろんゼリーととうきびチョコで有名なホリと、バウムとおかきで有名な北菓楼がある。
・長沼町→上3つに比べるとややマイナーだが、温泉があり道央の人なら分かる。


授業でこんなに身近な地で起こった話が聞けるのか、という期待だったと思う。




だが、このうち3つは北海道に何ら関係のない事件だった

滝川事件は滝川さんの講義が問題になった事件だし、伊達判決は伊達さんという裁判官の判決。砂川事件は砂川町(現・立川市)で起きた事件である。

長沼ナイキ訴訟だけは、本当に北海道の長沼町で起こった話だが。
それを知ってから熱が冷めた。こっちが勝手に期待してただけなのに。


そんな事件名を名乗るなら全部北海道で起きててくれよ、いやむしろ起きてないから平和で良かったのか。色んな思いが重なってモヤっとしたのを覚えている。




私はこういう地元愛にあふれる子供だった。北海道が好きだからこそ引っかかったのだ。

決して「母音」や「シックス」、「スーパーインポーズ」に喜ぶような子供でなかったことを、ここで強く主張しておきたい。