ebekoです。


ジャンプなどの少年漫画では、戦い(実戦)の中で進化や成長をしていくシーンが、良く描かれる。ピンチになった時に新しい技を生み出したり、真の力を発揮したり。それで大逆転勝利。

アニメのポケモンで試合中に進化したりもするのも、その部類だろう。


でも現実ではそんなことはまずない。練習で上手くなったところしか出来ない。
なんなら、練習でうまく行ったところさえ本番では出来なかったりする




思い出してほしい。
学生時代の試験で、全く見たことない問題文に出くわして「こんな問題解けねえ……」と諦めかけたその時、「いや待てよ……あの公式だ!!」と閃くことがあっただろうか。

私はない。「これ、捨て問だわ」と思ってさっさと飛ばしていた。今でもそう。

まあ私の場合、捨て問じゃなかったこともあるが
簡単なのに勉強してないから、分からなかったというオチ。



仕事だってそうだろう。経験を活かして「前回うまく行ったこの方法で行こう」と思ったら、「前回もそうやってたよね」「もっと成果出せ」と言われる。

痛みに耐えて成長するにはするのだろうが、精神も肉体もボロボロだ。
その後さらに何回も同じような失敗をして、やっと身に着くのだ。



結局アニメの世界の主人公なんて、潜在的エリートだらけなんだなあ。
もっと練習の成果が全く出ず、ベッコベコになるやつがいてもいいのに。都合よすぎる。

あと実戦で、急に思いついたことをやったら大体失敗に終わる
人生アニメのようには行かない。辛い。