ebekoです。
最近また懐かしいゲームを買いました。
「政界すごろく~政界立志伝~」です。
以前ダイソーで販売されていた100円ゲーム。
つまり100円ゲームの本格攻略記事、第二弾でございます。
第一弾として紹介した、クール・ダーツよりも知名度は低いでしょう。
多分今のプレイ人口は10人いるかどうか。
ですが、私にとってはクール・ダーツに勝るとも劣らない、めちゃくちゃ遊んだゲームなのです。
そもそも小学生が「政治」も、出てくる単語の意味も分かるわけないのに。
そんな、政界すごろく~政界立志伝~の攻略を今回はしていきます。
クール・ダーツの攻略記事はこちら。
パターゴルフ3D(ダイソー版)の攻略はこちら。
タイトルの通り、政界で成功する=首相を目指していくゲームです。
最初は一般人から始まり、選挙が起これば選挙活動を行い、選挙で当選すれば議員としての活動が始まります。
まず目指すのは議員マップです。
そして、それらを決めるのはルーレットの出目(すごろくだから)。
きちんとマス数を見て、どこに止まってはいけないかどこに止まるべきかを判断しましょう。
基本的にはプラスマスを狙うだけでオーケー。
ただし、ルーレットはぴたっと止まるのではなく結構滑るので、何回かやって慣れてください。
そして赤い指がピースをしているマスに止まると、一定確率で選挙マップに移動します。
頑張って当選を目指しましょう。
現実同様、せっかく議員になっても落選してしまう場合もあります。
その時は、議員マップの端っこにある、雪の積もった「落選マップ」で力を蓄えることになります。
力を貯めたら、中にある補欠選挙マス(落選者しか参加しない選挙が起きる)に止まり、一刻も早く復活しましょう。
それが出来ないうちに普通の選挙を起こされてしまうと、当選回数が落選しなかったときと比べて1回分減ることになります。
当選回数が全てに関わってくるこのゲームでは、非常に痛いです。
逆にCOMが運良く落選したら、補欠選挙で当選する前に普通の選挙を起こすことで、差をつけることが出来ます。
さて当選を繰り返し(最短当選で6回目)、重要な役職を経験していくと、首相指名選挙に参加できます。
選挙で当選した後、確率によって即指名選挙突入です。
現実ではそんな選挙はなく、各議院での指名を受けるだけなのですが、これはまあゲームの性質上しょうがない。
この時議席数が最多の党に所属してれば、高確率でそのまま勝ってゲーム終了です。
最後におまけとして、監修である細川隆一郎からの評価を受けて終わり。
評価はゲーム中に不正(選挙マップで金を渡す、怪文書を流す、議員マップで不正な手口で献金を受けるなど)をしていなければ、だいたい最高評価か、そのひとつ下の評価で終わります。
逆に裏金とか特定の組織に便宜ばかり図っていると、悪い評価になります。
最悪の評価の場合、「3年後、戦争が起きる」なんてことに。
これは田中角栄を全く評価していない、細川の政治観を反映したものと言えるでしょう。
実際は「クリーン」を表に出す人ほど、使えなかったりするんですけどね。
金の誘惑はこんな感じで多数ありますので気を付けて。
なんかプロフィールを開くと、色々な数値が出てきますが、見るべきところはわずかです。
それもマップの小画面で見える数値だけで十分。
マップごとに重視すべきパラメータは違うので、気を付けましょう。
簡単に言うと、下記のパラメータを見てれば大丈夫。
<一般マップor落選マップ>
大事なのは、「知名度」と「票田」です(あと運?)。
これらは選挙で当選するのに、最も関係してくるパラメータです。
政治家2世であれば票田が最初から50000もあるので、最初の選挙でもほぼ確実に当選します。
タレントも、知名度が高いので結構な確率で当選します。
逆にこの二つが低い他の職業は、選挙マップで知名度や票田をあげるマスに必死に止まらなければ当選できません。
またそれらの職業が、その2つを一般人マップで上げることが難しいのがなお厄介。
<議員マップ>
大事なのは、「所属政党」「政党度」です。次点で「人脈」。
これらは、議員として重要なポストを手に入れるのに、必要になるパラメータです。
首相になる際に一番大事なのが、所属政党の議席数となります。この議席数がそのまま自分への指名票となります。
現実と同じですね。
ですので所属政党は与党であることが基本です。
その他2つのパラメータも重要ですが、当選回数を重ねれば自然と政党度も人脈も上がっていくのであまり気にしなくても大丈夫です。
しかもいつまでも政党度が低いと、当選回数が6回とか7回なのにポストなしという、実質負け確定に陥ることにもなります。気を付けましょう。
ちなみに政党度は議員マップの分かれ道で、他党からの誘いを断ればそれだけで5アップします。
逆に誘いに乗って他党に移ると、15も減ります。無駄な移籍は禁物。
このように政党度は重要なのに、当選回数と移籍拒絶以外ではなかなか稼ぎにくいパラメータ。
序盤のうちにある程度ためておくと楽です。
意外ですが一番上の「財力」はそこまで意味はありません(何年も私がプレイした感想)。
現実だったら一番重要なのにね。
ただし、同じ当選回数のCOM(政党度が低いけど財力ある)に、幹事長のポストを持ってかれたことがあります。
デッドヒートの際は、重要になるのかもしれません。
ただちょっとツッコミたい。政党度って何だよ。そんなワードこのゲーム以外で聞いたことないぞ。
党や派閥への貢献度をひっくるめてるのか?
<出世はどんな感じ?>
そして当選回数を重ねて議員としての能力をあげていくと、基本的にはこのような形で、出世をしていきます。最短で調子が良ければこんな感じ。
・与党の場合
委員→政務次官→政務次官→軽量ポスト→一般閣僚級→重要閣僚級
・野党の場合
委員→ポストなし→ポストなし→総務会長or政務調査会長or委員長→幹事長→総裁
ただし弱小政党の場合、野党から与党になったりすることもあります。
その場合はポストがもらえる場合があります。
逆に選挙後、与党から野党に転落する可能性もありますがね。
適当に割り振られるのでゲームをプレイするうえでは影響ありませんが、ポストも簡単に説明しておきましょう。
委員は、「○○委員会」の常任委員。
委員長は「○○委員会」の委員長。
軽量ポストは、総務庁長官、科学技術庁長官、経済企画庁長官、環境庁長官、文部大臣など。
一般閣僚級の大臣は、防衛庁長官、建設大臣、郵政大臣、官房長官、政調会長、総務会長など。
重要閣僚級の大臣は、大蔵大臣、外務大臣、通産大臣、幹事長。
運輸大臣や建設大臣のようないわゆる「利権ポスト」だと、便宜を図るのと引き換えに献金の誘いがあることも。
若い方は違和感があるかもしれませんが、中央省庁再編前に作られたゲームのため、このようなポストが存在しています。
話を戻します。
与党では重要閣僚、野党では総裁になると、選挙後に首相指名選に参加できる可能性が出てきます。
この指名選には、プレイヤーのうち一人しか参加できません。
他の候補は「党内調整で落とされました」などと表示されます。
また現実と同じく、議員でないものは指名選には参加できません。そりゃそうだ。
あとどこの政党にも所属していない人も無理です。
対立候補は、選ばれたプレイヤーとは別の党の、パラメータが高い大物。
まあ議席数で勝ってれば、ほぼ勝てますが。
ただし一発で指名選に行ける保証はなく、もう一度重要閣僚(総裁)をやってから……というパターンもあります。
余談ですが、与党で重要閣僚をプレイヤーで独占した場合、幹事長が指名選挙に出ます(実際に試しました)。
やっぱり幹事長が一番偉いんですなあ。
このゲームの存在自体知らなかった人の「別にそこまで聞いてねえよ!」という声が聞こえてきそうな、細かい部分にも触れてみます。
正直ここまで考えなくても勝てますがね。
<有利な職業・不利な職業は?>
・<難易度低>政治家2世、タレント、実業家
・<難易度普通>市民活動運動家、苦学生、サラリーマン
・<難易度高> 議員秘書、新聞記者、学者・評論家、官僚
このゲームは当選するまでのスピードが重要なので、結果的に選挙に勝ちやすい職業が有利です。
そのため、こんな感じになります。
票田や知名度が高い政治家2世とタレント、最初はそうでもないがヒット商品を連発すれば財力とともに知名度が増えていく実業家が有利です。
ただし政治家2世は、何もしないと野党第二党という弱小政党からのスタートになりますので早めに与党に移ってください。
市民活動運動家も知名度は高めやすいので、まあそれなり。
パラメータの低い、サラリーマンや苦学生は運で案外乗り切れます。
それ以外になると知名度も票田もほぼ0からスタートの上、全然それらを上げられないので断然不利。
一回や二回の落選は覚悟しましょう。
議員秘書は一見パラメータは高いものの、人脈は上げやすいのですが、票田が伸びにくいので意外ときつい。運も悪いので、意外と当選しない。
しかも固定で野党第一党からのスタート。
運の低い職業だと、十分に票田や知名度があっても落選することがあります。
私の感覚では、最初から有利な職業ほど、落ちたら這い上がりづらい印象です。
まあ確かに運も重要だわな。
もちろん職業によって、起こるイベントも違います。
例えば実業家がプラスマスで起こるのは
こんなイベント。
でも苦学生だと、
外国の友達が出来るだけ。
一応人脈は上がりますが、実業家に比べるとイベントの大きさが違いすぎ。
この時点で、有利な職業と不利な職業に大きな差があるのがお分かりいただけたでしょうか。
<結婚相手は誰が良いのか>
スタートしてすぐに存在する結婚マス(飛ばした場合は当然起きない)。そこを通過すると結婚イベントが発生します。
相手は八百屋とか地方政界議員の娘とか、野球選手とか女優とか色々います。
正直、誰でも大きな差はありません。結婚相手に関するイベントが起きるのは基本的に一般マップのみですので。
「義理の父の選挙の指揮を執りました」なんてすごそうですが、上がる能力は微々たるもの。
ただ結婚相手によっては、議員マップでも「義理の父の会社が倒産しました」などのイベントが起きることもあります。
<秘書は誰が良いか>
財力をあげたい場合は、銀行支店長か青年実業家。
政党度をあげたい場合は、東大法学部卒。
知名度を上げたい場合は、ライター。
後はよく覚えとらん。大蔵官僚とかもいて「予算の情報を入手し、関連省庁に圧力をかけることが出来た」なんて言ってくるけど、あまり目立った効果はない。
(どうでもいいパラメータである)族議員度とか財界度に影響するのかもしれない。
そもそもランダムに3つしか表示されないので、好きに選んで大丈夫です。
あえていうなら、なかなか上げにくい政党度をあげられる東大法学部卒が良いとは思いますが。
<所属政党は変えるべき?>
勝ちたいのであれば当然、最大議席の政党からの誘いがあったら迷わずいきましょう。
ですが一人勝ち状態であれば、野党にいても徐々に議席数が増えていきます。
COMの強さと調子の良さに応じて、時には手加減してあげて下さい。
自分しか議員じゃなくて、他はみんな一般マップや落選マップにいる時とか。
<場合によっては、大当たりのプラスマス>
覚えておくと良いです。議員マップにあるこの二か所のマスなのですが。
政党度や当選回数が十分で、(移籍したとかで)ポストに一切ついてない場合「前の幹事長が不祥事を起こしたので、幹事長に横滑りしました」などの、逆転すらあり得るイベントが発生します。
<雷のマスは何?>
今までの行いに応じて、良いことが起きるか悪いことが起きるか決まります。
<それ以外のマスでは何が起こるの?>
ポストに応じたイベントが起こることが多いです。
ポストがない序盤は、不正をして財力を増やすかどうか問われたり、党内や政界での出世のため、秘書に裏金作りを命じるかどうかとか。
・例
文部大臣→全国でいじめ多発、涙ながらに「いじめはやめよう」と訴える。
農林大臣→オレンジの輸入自由化を認めますか?
通産大臣→大手電力会社からの献金の誘いがあります(受けると、財力アップ)。
外務大臣→アジア諸国を訪れ、ひもつき援助を約束しました(なぜか大きく財力アップ)。
幹事長→思ったように采配を振れませんでした(人脈ダウン)。
あとは、「政界の黒幕」「政界の闇将軍」にお近づきになり、財力を犠牲に、政党度や人脈がアップしたりもします。
COMが政治家2世など、有利な職業でトントン拍子に出世していった場合、政界再編の可能性に賭けましょう。
議員マップにある星マークのマスです。
ここに止まると、再編の兆しが出てきて、どうしますか?と全員に聞いてきます。
選択肢は「若手議員を中心として勉強会を作る」「有力議員と新党を結成する」など。
もちろん「新党に参加しない」という選択肢もあります。
前回の選挙からある程度時間が経たないと、再編は起きませんがね。
政界再編が起これば、新党を結成したプレイヤーは大きく票田や知名度、政党度がかなり伸びます。
その反面、しなかったプレイヤーは結構減ります。
しかし再編が起きなかった場合、新党結成したプレイヤーは票田や知名度が下がるだけでなく、せっかく作った新党が解散してしまう可能性もあります。
しなかったプレイヤーは現状維持。
さてこの再編、大きく票田や知名度が増減し、今まで当選してきたプレイヤーが急に落選の憂き目にあう場合もあるのですが、長続きはしません。
結局何回か選挙を経た後に、元通りの議席数に戻ります。新党はだいたい解散。
というわけで、差をつけてきたCOMが新党結成に乗っかることを祈りましょう。
自分は、結成に参加せず残ればいいのです。
まあ成功されたら、その時は負けを認めてください。
どこかで見たような顔がマップにいます。
なんか10年前くらいに総理やってた人っぽくない?
ここにも眉毛が有名な、元総理っぽい人が。
「党内野党」ってやつか。これから大変だぞ。
現実世界だったら総理の座は遠のきます。
これが先進的だった時代もあった。
圧倒的な与党と第一野党が組んでどうする。ほぼ独裁政治じゃねえか。
最近また懐かしいゲームを買いました。
「政界すごろく~政界立志伝~」です。
以前ダイソーで販売されていた100円ゲーム。
つまり100円ゲームの本格攻略記事、第二弾でございます。
第一弾として紹介した、クール・ダーツよりも知名度は低いでしょう。
多分今のプレイ人口は10人いるかどうか。
ですが、私にとってはクール・ダーツに勝るとも劣らない、めちゃくちゃ遊んだゲームなのです。
そもそも小学生が「政治」も、出てくる単語の意味も分かるわけないのに。
そんな、政界すごろく~政界立志伝~の攻略を今回はしていきます。
クール・ダーツの攻略記事はこちら。
パターゴルフ3D(ダイソー版)の攻略はこちら。
目次
1.基本的な進め方
2.攻略ポイント
3.お節介な?Q&A
4.COMに差をつけられたら
5.小ネタ
1.基本的な進め方
2.攻略ポイント
3.お節介な?Q&A
4.COMに差をつけられたら
5.小ネタ
<1.ゲームの基本的な進め方>
タイトルの通り、政界で成功する=首相を目指していくゲームです。最初は一般人から始まり、選挙が起これば選挙活動を行い、選挙で当選すれば議員としての活動が始まります。
まず目指すのは議員マップです。
そして、それらを決めるのはルーレットの出目(すごろくだから)。
きちんとマス数を見て、どこに止まってはいけないかどこに止まるべきかを判断しましょう。
基本的にはプラスマスを狙うだけでオーケー。
ただし、ルーレットはぴたっと止まるのではなく結構滑るので、何回かやって慣れてください。
そして赤い指がピースをしているマスに止まると、一定確率で選挙マップに移動します。
頑張って当選を目指しましょう。
現実同様、せっかく議員になっても落選してしまう場合もあります。
その時は、議員マップの端っこにある、雪の積もった「落選マップ」で力を蓄えることになります。
力を貯めたら、中にある補欠選挙マス(落選者しか参加しない選挙が起きる)に止まり、一刻も早く復活しましょう。
それが出来ないうちに普通の選挙を起こされてしまうと、当選回数が落選しなかったときと比べて1回分減ることになります。
当選回数が全てに関わってくるこのゲームでは、非常に痛いです。
逆にCOMが運良く落選したら、補欠選挙で当選する前に普通の選挙を起こすことで、差をつけることが出来ます。
さて当選を繰り返し(最短当選で6回目)、重要な役職を経験していくと、首相指名選挙に参加できます。
選挙で当選した後、確率によって即指名選挙突入です。
現実ではそんな選挙はなく、各議院での指名を受けるだけなのですが、これはまあゲームの性質上しょうがない。
この時議席数が最多の党に所属してれば、高確率でそのまま勝ってゲーム終了です。
最後におまけとして、監修である細川隆一郎からの評価を受けて終わり。
評価はゲーム中に不正(選挙マップで金を渡す、怪文書を流す、議員マップで不正な手口で献金を受けるなど)をしていなければ、だいたい最高評価か、そのひとつ下の評価で終わります。
逆に裏金とか特定の組織に便宜ばかり図っていると、悪い評価になります。
最悪の評価の場合、「3年後、戦争が起きる」なんてことに。
これは田中角栄を全く評価していない、細川の政治観を反映したものと言えるでしょう。
実際は「クリーン」を表に出す人ほど、使えなかったりするんですけどね。
金の誘惑はこんな感じで多数ありますので気を付けて。
<2.攻略ポイント>
さてここからは、ゲームをクリアするために重視すべき項目を説明していきます。なんかプロフィールを開くと、色々な数値が出てきますが、見るべきところはわずかです。
それもマップの小画面で見える数値だけで十分。
マップごとに重視すべきパラメータは違うので、気を付けましょう。
簡単に言うと、下記のパラメータを見てれば大丈夫。
<一般マップor落選マップ>
大事なのは、「知名度」と「票田」です(あと運?)。
これらは選挙で当選するのに、最も関係してくるパラメータです。
政治家2世であれば票田が最初から50000もあるので、最初の選挙でもほぼ確実に当選します。
タレントも、知名度が高いので結構な確率で当選します。
逆にこの二つが低い他の職業は、選挙マップで知名度や票田をあげるマスに必死に止まらなければ当選できません。
またそれらの職業が、その2つを一般人マップで上げることが難しいのがなお厄介。
<議員マップ>
大事なのは、「所属政党」「政党度」です。次点で「人脈」。
これらは、議員として重要なポストを手に入れるのに、必要になるパラメータです。
首相になる際に一番大事なのが、所属政党の議席数となります。この議席数がそのまま自分への指名票となります。
現実と同じですね。
ですので所属政党は与党であることが基本です。
その他2つのパラメータも重要ですが、当選回数を重ねれば自然と政党度も人脈も上がっていくのであまり気にしなくても大丈夫です。
しかもいつまでも政党度が低いと、当選回数が6回とか7回なのにポストなしという、実質負け確定に陥ることにもなります。気を付けましょう。
ちなみに政党度は議員マップの分かれ道で、他党からの誘いを断ればそれだけで5アップします。
逆に誘いに乗って他党に移ると、15も減ります。無駄な移籍は禁物。
このように政党度は重要なのに、当選回数と移籍拒絶以外ではなかなか稼ぎにくいパラメータ。
序盤のうちにある程度ためておくと楽です。
意外ですが一番上の「財力」はそこまで意味はありません(何年も私がプレイした感想)。
現実だったら一番重要なのにね。
ただし、同じ当選回数のCOM(政党度が低いけど財力ある)に、幹事長のポストを持ってかれたことがあります。
デッドヒートの際は、重要になるのかもしれません。
ただちょっとツッコミたい。政党度って何だよ。そんなワードこのゲーム以外で聞いたことないぞ。
党や派閥への貢献度をひっくるめてるのか?
<出世はどんな感じ?>
そして当選回数を重ねて議員としての能力をあげていくと、基本的にはこのような形で、出世をしていきます。最短で調子が良ければこんな感じ。
・与党の場合
委員→政務次官→政務次官→軽量ポスト→一般閣僚級→重要閣僚級
・野党の場合
委員→ポストなし→ポストなし→総務会長or政務調査会長or委員長→幹事長→総裁
ただし弱小政党の場合、野党から与党になったりすることもあります。
その場合はポストがもらえる場合があります。
逆に選挙後、与党から野党に転落する可能性もありますがね。
適当に割り振られるのでゲームをプレイするうえでは影響ありませんが、ポストも簡単に説明しておきましょう。
委員は、「○○委員会」の常任委員。
委員長は「○○委員会」の委員長。
軽量ポストは、総務庁長官、科学技術庁長官、経済企画庁長官、環境庁長官、文部大臣など。
一般閣僚級の大臣は、防衛庁長官、建設大臣、郵政大臣、官房長官、政調会長、総務会長など。
重要閣僚級の大臣は、大蔵大臣、外務大臣、通産大臣、幹事長。
運輸大臣や建設大臣のようないわゆる「利権ポスト」だと、便宜を図るのと引き換えに献金の誘いがあることも。
若い方は違和感があるかもしれませんが、中央省庁再編前に作られたゲームのため、このようなポストが存在しています。
話を戻します。
与党では重要閣僚、野党では総裁になると、選挙後に首相指名選に参加できる可能性が出てきます。
この指名選には、プレイヤーのうち一人しか参加できません。
他の候補は「党内調整で落とされました」などと表示されます。
また現実と同じく、議員でないものは指名選には参加できません。そりゃそうだ。
あとどこの政党にも所属していない人も無理です。
対立候補は、選ばれたプレイヤーとは別の党の、パラメータが高い大物。
まあ議席数で勝ってれば、ほぼ勝てますが。
ただし一発で指名選に行ける保証はなく、もう一度重要閣僚(総裁)をやってから……というパターンもあります。
余談ですが、与党で重要閣僚をプレイヤーで独占した場合、幹事長が指名選挙に出ます(実際に試しました)。
やっぱり幹事長が一番偉いんですなあ。
<3.お節介なQ&Aとアドバイス>
このゲームの存在自体知らなかった人の「別にそこまで聞いてねえよ!」という声が聞こえてきそうな、細かい部分にも触れてみます。正直ここまで考えなくても勝てますがね。
<有利な職業・不利な職業は?>
・<難易度低>政治家2世、タレント、実業家
・<難易度普通>市民活動運動家、苦学生、サラリーマン
・<難易度高> 議員秘書、新聞記者、学者・評論家、官僚
このゲームは当選するまでのスピードが重要なので、結果的に選挙に勝ちやすい職業が有利です。
そのため、こんな感じになります。
票田や知名度が高い政治家2世とタレント、最初はそうでもないがヒット商品を連発すれば財力とともに知名度が増えていく実業家が有利です。
ただし政治家2世は、何もしないと野党第二党という弱小政党からのスタートになりますので早めに与党に移ってください。
市民活動運動家も知名度は高めやすいので、まあそれなり。
パラメータの低い、サラリーマンや苦学生は運で案外乗り切れます。
それ以外になると知名度も票田もほぼ0からスタートの上、全然それらを上げられないので断然不利。
一回や二回の落選は覚悟しましょう。
議員秘書は一見パラメータは高いものの、人脈は上げやすいのですが、票田が伸びにくいので意外ときつい。運も悪いので、意外と当選しない。
しかも固定で野党第一党からのスタート。
運の低い職業だと、十分に票田や知名度があっても落選することがあります。
私の感覚では、最初から有利な職業ほど、落ちたら這い上がりづらい印象です。
まあ確かに運も重要だわな。
もちろん職業によって、起こるイベントも違います。
例えば実業家がプラスマスで起こるのは
こんなイベント。
でも苦学生だと、
一応人脈は上がりますが、実業家に比べるとイベントの大きさが違いすぎ。
<結婚相手は誰が良いのか>
スタートしてすぐに存在する結婚マス(飛ばした場合は当然起きない)。そこを通過すると結婚イベントが発生します。
相手は八百屋とか地方政界議員の娘とか、野球選手とか女優とか色々います。
正直、誰でも大きな差はありません。結婚相手に関するイベントが起きるのは基本的に一般マップのみですので。
「義理の父の選挙の指揮を執りました」なんてすごそうですが、上がる能力は微々たるもの。
ただ結婚相手によっては、議員マップでも「義理の父の会社が倒産しました」などのイベントが起きることもあります。
<秘書は誰が良いか>
財力をあげたい場合は、銀行支店長か青年実業家。
政党度をあげたい場合は、東大法学部卒。
知名度を上げたい場合は、ライター。
後はよく覚えとらん。大蔵官僚とかもいて「予算の情報を入手し、関連省庁に圧力をかけることが出来た」なんて言ってくるけど、あまり目立った効果はない。
(どうでもいいパラメータである)族議員度とか財界度に影響するのかもしれない。
そもそもランダムに3つしか表示されないので、好きに選んで大丈夫です。
あえていうなら、なかなか上げにくい政党度をあげられる東大法学部卒が良いとは思いますが。
<所属政党は変えるべき?>
勝ちたいのであれば当然、最大議席の政党からの誘いがあったら迷わずいきましょう。
ですが一人勝ち状態であれば、野党にいても徐々に議席数が増えていきます。
COMの強さと調子の良さに応じて、時には手加減してあげて下さい。
自分しか議員じゃなくて、他はみんな一般マップや落選マップにいる時とか。
<場合によっては、大当たりのプラスマス>
覚えておくと良いです。議員マップにあるこの二か所のマスなのですが。
政党度や当選回数が十分で、(移籍したとかで)ポストに一切ついてない場合「前の幹事長が不祥事を起こしたので、幹事長に横滑りしました」などの、逆転すらあり得るイベントが発生します。
<雷のマスは何?>
今までの行いに応じて、良いことが起きるか悪いことが起きるか決まります。
<それ以外のマスでは何が起こるの?>
ポストに応じたイベントが起こることが多いです。
ポストがない序盤は、不正をして財力を増やすかどうか問われたり、党内や政界での出世のため、秘書に裏金作りを命じるかどうかとか。
・例
文部大臣→全国でいじめ多発、涙ながらに「いじめはやめよう」と訴える。
農林大臣→オレンジの輸入自由化を認めますか?
通産大臣→大手電力会社からの献金の誘いがあります(受けると、財力アップ)。
外務大臣→アジア諸国を訪れ、ひもつき援助を約束しました(なぜか大きく財力アップ)。
幹事長→思ったように采配を振れませんでした(人脈ダウン)。
あとは、「政界の黒幕」「政界の闇将軍」にお近づきになり、財力を犠牲に、政党度や人脈がアップしたりもします。
<4.COMに差をつけられたら>
COMが政治家2世など、有利な職業でトントン拍子に出世していった場合、政界再編の可能性に賭けましょう。議員マップにある星マークのマスです。
ここに止まると、再編の兆しが出てきて、どうしますか?と全員に聞いてきます。
選択肢は「若手議員を中心として勉強会を作る」「有力議員と新党を結成する」など。
もちろん「新党に参加しない」という選択肢もあります。
前回の選挙からある程度時間が経たないと、再編は起きませんがね。
政界再編が起これば、新党を結成したプレイヤーは大きく票田や知名度、政党度がかなり伸びます。
その反面、しなかったプレイヤーは結構減ります。
しかし再編が起きなかった場合、新党結成したプレイヤーは票田や知名度が下がるだけでなく、せっかく作った新党が解散してしまう可能性もあります。
しなかったプレイヤーは現状維持。
さてこの再編、大きく票田や知名度が増減し、今まで当選してきたプレイヤーが急に落選の憂き目にあう場合もあるのですが、長続きはしません。
結局何回か選挙を経た後に、元通りの議席数に戻ります。新党はだいたい解散。
というわけで、差をつけてきたCOMが新党結成に乗っかることを祈りましょう。
自分は、結成に参加せず残ればいいのです。
まあ成功されたら、その時は負けを認めてください。
<5.小ネタ>
どこかで見たような顔がマップにいます。なんか10年前くらいに総理やってた人っぽくない?
ここにも眉毛が有名な、元総理っぽい人が。
「党内野党」ってやつか。これから大変だぞ。
現実世界だったら総理の座は遠のきます。
これが先進的だった時代もあった。
圧倒的な与党と第一野党が組んでどうする。ほぼ独裁政治じゃねえか。
コメント
コメント一覧 (2)
クールダーツの方でもコメントさせていただきましたが、今度は政界立志伝ですか!クールダーツほどではないとはいえこれも中々やり込んだゲームなので記事を見つけて嬉しくなりました。
自分がこのゲームをやっていた時は全然政治を知らなかったのもあってかENDは大抵「最低(悪?)のリーダー」(細川氏に「この大バカ者が!政治を私利私欲の為に使うとは!国民をバカにすんじゃねーぞ!」みたいに怒られる)か「普通のリーダー」(細川氏に「まあ~~油断してはいかんな。~~まあ頑張ってくれ」とみたいに言われる)のどちらかでしたね。※ちなみに細川氏のコメントはうろ覚えなので確実に間違っていると思います
実際、不正をしまくると総理大臣になれる確率は飛躍的に上がるので、必ず1回はそれにひっかかるんですよね。
そして総理になったぞ~!と喜んだのもつかの間、その後に細川氏の大激怒が待っているという。
自分は怒鳴り声が生理的に大嫌いな人間なので、細川氏に怒られてしまった後はしばらくやらなかったときがありました笑
その後は不正をしないように心がけて1回プレイしたもののそしたらCOMに先に総理大臣の座を奪われましたね・・。一筋縄ではいかないゲームだと思います。
こちらの攻略情報を参考にして、久しぶりにやってみようかなと思いました。
私もりくぼーさんと同じく政治を知らなかったので、子供のころは細川氏に怒られてばかりでした。トンネル会社を作ったり支持者に金銭を渡したり(そもそも悪いことだと知らなかった)。
パラメータはその方が上がるので「こっちが良いんだな」と勘違いしてました。
その結果、毎回怒られておりました。
特に戦争を起こすような首相になった場合は、カメラを倒すほどの激怒(笑)
おかげでクリアした後、逃げるように画面の前から離れるようになっていました。
確か最後の評価は五段階あり、「史上最高の首相(世界平和が訪れる)」「良い首相(みんな平和を楽しんでいる)」「普通の首相(良くも悪くも何も変わらない)」「ダメな首相(経済などが悪化)」「最悪の首相(戦争が起きる)」だった気がします。
その後大人になってから、不正をしても増えるのはほぼ財力だけだと気づいてからは、クリーンな政治を心がけるようになりましたが。
慣れてくると不正をしなくても、首相(しかも評価の高い)になれると思いますのでぜひ参考にしてください。