ebekoです。
今回はゲームの攻略記事。




以前、ベネッセの付録で遊べた「ラオのクッキン大冒険」というゲームの攻略を書きました。
当時の小学5年しか知らないから、需要ほぼないのに。

で今回はその続き。


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2006年度の小学6年生でベネッセをやってた人は持っていたであろう、「漢計歴パーフェクトクリア」の中に入っていた「ダンスバトル~時空外伝~」の攻略をします。


つまりラオを持っていて、そのまま6年生でもベネッセ(チャレンジ6年生)を続けていた人は持っているはずのゲーム。

正直ラオの方はオリジナルキャラクターがきちんと用意されているものの、こちらは出てくるのが歴史上の偉人ばかりで、相対的には地味なものとなっていますがね。



でもたまらん人にはたまらんはずです。
「全く知らねえ」という99%の皆さんは、我慢してついてきてください


<1.世界観・ゲーム内容>

簡単に言うと、悪者に操られてしまった歴史上の人物を倒していくゲームです
「ラオのクッキン大冒険」とは違って、特に手の込んだストーリーとかはありません。

日本史好きの私は、歴史に関するゲームというだけで好んでいましたが。


ただ容量の関係なのか、奈良時代の人物は誰も現れないなど、時代が大分飛びます。
だって聖徳太子の次が清少納言、北条時宗の次が足利義満なんですから。500年くらい飛んでない?

このゲーム以外にも、カードゲームモードが入っているからかもしれません。
「より新しい時代に起こった出来事のカードを出せ!」という大富豪的なゲームなのですが。



<2.主人公の育て方>

敵に勝つには、まずダンステクニックを磨かなくてはいけません。
ダンステクニックが足りないと、そもそも最後まで踊り切れず、失敗してしまいます。

そのためには、このゲームの漢字・算数・歴史の問題を解くしかありません。
すると正解数に応じて、ダンステクニックとお金が溜まっていきます。



おすすめは、「漢字モード」の、5月のステップ2。
一問正解しただけでクリアですので、効率が良いです

ここだけ繰り返して、どんどんテクニックと金を稼ぎましょう。
後述しますがタイムリミットがありますので、クリアしたければ幅広い学力をつけるのは諦めましょう



<3.アイテム>

アイテムは1個しか持てません。
使い切りではないものの、持ち物を変えたい場合は、新たに店で買いなおすことになります。


・土器のかけら 30G
・ごうぞくのはにわ 30G(対 ごうぞく用)
・十七条の憲法 30G(対 聖徳太子用)
・やまたいこく地図 30G(対 ひみこ用)
・源氏物語 40G(対 むらさき式部用)
・まくらの草子 40G(対 清少納言用)
・けんずい使船 40G
・満月の歌 40G(対 藤原道長用)
・金閣寺の金ぱく 60G(対 足利義満用)
・いざかまくら地図 60G(対 源よりとも用)
・元軍の兵器 60G(対 北条ときむね用)
・高ゆかの倉庫 60G
・えど城天守閣 80G(対徳川家康用)
・ごうぞくの鉄剣 80G(対ごうぞく用?)
・検地帳 80G(対 豊臣ひでよし用)
・安土城の模型 80G(対 織田信長用)
・さつまはんの地図 100G(対 西郷たかもり用)
・石るいに使った石 100G
・国会開設意見書 100G(対 いたがき退助用)
・海えん隊の旗 100G(対 坂本りょうま用)
・最後のカギ 200G(対 トランスマン用、トランスマンの直前にならないと販売されない)



天守閣や船よりも地図一枚や石が高いって、このゲームの価値観はどうなってるんでしょうね。



<4.敵一覧>

敵は操られている歴史上の人物です。武力勝負ではなくダンスバトルというのがシュールですが。
これらの敵は、ダンステクニックを上げるだけではなく、関連するアイテムを持っていないと勝てないようになっています

検証したところ、ダンステクニックが1000を超えた状態でも、アイテムが違えば、最初の敵の「ごうぞく」にすら負けます。



ですから、先ほど「アイテムは使い切りではない」とは書いたものの、相手によってアイテムを変えないと勝てないということは、結局使い切りと同じこと

ここが、アイテムが適切でなくても勝てるラオと違うところですね。
アイテムのパワーどうなってんだ


逆を言えばアイテムさえ持ってれば、あとはテクニックを上げるだけですがね。
頑張ってください。

ラオと違ってアイテムの値段が高くないのも良心的。




<4月のトビラ>

・ごうぞく
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・ひみこ

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・聖徳太子

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<5月のトビラ>

・清少納言

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・むらさき式部

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・ふじわらの道長

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<6月のトビラ>

・源よりとも

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・北条ときむね

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・足利義満

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<7月のトビラ>

・織田信長

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・豊臣ひでよし

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・徳川家康

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<8月のトビラ>

・坂本りょうま

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・いたがき退助

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・西郷たかもり

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<ラスボス>

・トランスマン

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ちなみにラスボスのトランスマンとは、2回戦うことになります。
1回目が普通のダンスバトルで、2回目はカードバトル(前述のカードゲームモードですね)となります。



<5.真の強敵>

ラオと同じことですが、まず一つ目が電池残量。

このゲーム、電池残量がなくなるとゲーム途中でもブツっと電源が切れます。
その後電源を付けると、ゲームデータ全部が消えています

復活の呪文すらないので、ファミコン以下です
これが前述したタイムリミットの意味。


ただし「ラオの~」と比べると、そこまで長いストーリーでもないし能力を上げる手間も少ないので、過剰に気にする必要はないかもしれません
私はこのゲームとりあえずクリア出来ましたし。




もう一つの敵が、パスワード(これもラオと同じ)。

このゲームは本来、チャレンジ6年生を申し込んでいると毎号届く、「チャレンジ未来アドベンチャー」という冊子の目次に書いてある、パスワードを入力しないと、次に進むことが出来ません。

つまりは「チャレンジ申し込んでるやつ以外にはプレイさせんぞ」という意味なのでしょう。
ですがもうその冊子を手に入れるのが難しい以上、パスワードは探すしかありません。



電池取り替えたら、ゲームは強制的に初期化。
ですので電池を新しくした時から、勝負は始まってるという訳です。電池残量とのね。

興味を持った方はプレイしてはいかがでしょうか。
メルカリで3000円くらいで買えますんで。








<おまけ>

でも今回も、裏技がきちんとあります。

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モードボタンを押して、「設定」の画面を開き、↑、→、4、2の順に押します。
するとパスワード入力の画面に。

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ここでラオと同じく、3.14159を入れた後で、電源をいったん切って入れなおす。
すると

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このように色々な選択肢が出てくるので、RAMを選択する。
そして「えんしゅつ」を選ぶ。


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そしたら、進度なりお金なりテクニックなり自由に変えられます。
これでパスワードが分からなくとも問題なし。自由に遊んでください。

そもそもストーリーとかないので、どこから始めても違和感ありません




(追記 2024年1月21日)

板垣退助のセリフについてのコメントがあったので、確認しました。

「板垣死すとも~」にかけた台詞だったのはうっすら覚えていましたが、正解は、

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「自由とダンスは死せず」でした。

操られてもなお「自由民権」への熱意は忘れないんですね。