ebekoです。



職場に若作りをしている人がいる。もう40くらいのはずだが、髪型とマスクも相まって30に見える。
そして女性にもなかなか人気がある。良くも悪くも「軽さ」があるという感じか。

きっと流行を追ったり、若く見えるように身だしなみに気を使っているのだろう。
しかし、そんな人でも頭の中まで若作りするのは,なかなか難しい。

それは、発する言葉に年代を感じる場合があるからだ



その人が同僚の女性(1児の母)と話していた時の会話。


「デシリットルって、全然使わないよねー」
「小学生以来使ってないですよねー。子供と一緒に勉強してますけど」
「俺、デシリットルがどれくらいの量か覚えてないもん」
「リットルかミリリットルですもんね~」
「そもそもなんだよデシって。志村けんかよ



志村けんで「デシ」と言えば、だいじょうぶだぁなどでやっていた「デシ男」のことだ。

バカ殿やひとみばあさんでなく、マイナーなデシ男を知っている時点で、完全に年だ
女性はデシ男を知らなかったのか、完全にスルーしていた

そしてそこで冷めて会話は終了。




人はみな、そうやって知らないうちに年を取っていくのだ、と思った。
あるいはああ見えて、なかなかの志村ファンなのか。

でもその人のことは若干好きになった