ebekoです。


ゲームの種類に「シミュレーションゲーム」というジャンルがある。
一言で説明するのは難しいが、ゲームの世界で暮らしたり、何かを作ったりを体験できるゲームと言ったらいいだろうか。


その中でも好きなのは仕事のシミュレーション。経営シミュレーションとか街づくり系。
コンビニを経営したり、市長として町を作ったり。発展が目に見えて楽しい。

たまに「ゲームの中でなんで仕事しなきゃいけないんだろう」と思うこともあるが。




しかし実際の仕事はそんな花形ばかりではない。地味な仕事もたくさんある。

経営や街づくりはもちろん花形。目立つ。
バスや電車の運転手、パイロットは憧れの対象になりやすい。身近かつ仕事が分かりやすい。

でもそんなのはもう飽きた。



バスの運転手やパイロットのシミュレーションがあるなら、市役所職員のシミュレーションとかあっても良いと思う

お客さんの要件を聞いて、証明書を発行して渡す。
言葉遣いや説明を間違って、お客さんを怒らせたら失格。

ステージが進むと、最初から怒ってくるお客さんもいるので怒りを鎮めなければならない。



そして役職が上がると仕事内容もガラッと変わって、部長にプレゼンしたり、市議会議員との連携に重点が置かれるようになったり。

もちろん部下がミスしたり、市民から「分かりにくい」「職員の対応が悪い」「インフラはどうなっているんだ」とか投書が来たり人口が減っていくと、やっぱり怒られる。

でも横領とかしない限り、ゲームオーバーにはならない。公務員だから。
ちなみに災害が起きたら「緊急事態対応」という名の、イレギュラーモードとなる。




そんな地味なシミュレーションゲームがあったらやってみたい。
子どもにとっては「目立たないけど、こんな仕事をして貢献してる人もいるんだぞ」という勉強にもなるだろう。