ebekoです。


高校生のころ、放課後によく帰り道のスーパーのメダルコーナーで遊んでいた。
だいたい決まった友人三人で。

メダルゲームが好きなのは私くらいだったのだが、私が誘って何回か行くうちに他の二人も良く遊ぶようになってきたのだった。



そして特に人気(この三人の中だけで)だったのが、ファンタジーランド

ファンタジーランド




2~15までの倍率に賭けて、その場所にボールが入ったらその分のメダルが返ってくるというシンプルなルーレットのゲーム。
当たった後さらにスロットの数字が揃えば、もらえるメダルが倍になった。

ただ古い機械のため、入った場所と違うところが当たりになることも多々あった



見ての通り明らかに昔の機械であり、最初はプレイする気はなかった。
しかし一通り他のメダルゲームをプレイし終わった後「試しにやってみる?」という流れになった。

それがファンタジー沼の始まりである
シンプルであるゆえに「あともう一回」が何度も続き、ついついメダルを買い足した。




そのうち「今日ファンタジーランド行こうぜ」と、「メダルゲームをする=ファンタジーランド」と言い換えるまでになった。

それが終わったら、下の総菜コーナーで安いコロッケとサンガリアの安いジュースを買って、休憩所でダベる、というのがお決まりのコース。
ファンタジーランドは私の青春の一部なのだ。


そしてそのファンタジーランドにハマった結果、私は一浪する羽目になった
青春の苦い思い出である。





余談だが、こういう古い機体ってメダルじゃなくて10円玉でプレイできることもある。
こっそりお試しあれ。