ebekoです。


一部の経営者にとって 、「坪単価」は結構大事なものであるらしい。
1坪当たりでどのくらいの売り上げをあげられるか、ということである。


例えばシティホテルなんかだと、1平方メートルあたり1000円と言うのが客室料金の基準。
坪に直すと、1坪3300円くらい。これが1か月間ずっと埋まってたら99000円になる。

じゃあこれは坪単価としては高いのか。
実はかなり低い。



町中のクレープ屋さんを見てほしい。あんなに小さい面積だけど400~500円がぽんぽん売れる
流行る店だと300万円以上の売り上げになるらしい。つまりシティホテルの30倍以上。

都会なら、カウンターだけのそば屋やカレー屋もある。
あれも、5坪程度で利益だけで1月100万くらいにはなるとのこと。

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あとは合鍵や靴の修理屋も、2坪の面積でああ見えて100万円くらいは稼いでるとのこと。
それらと比べると、シティホテルの坪単価はかなり低めなのである。




ただ坪単価が良い=売り上げがある=儲かる、という訳ではない
うちの近くの合鍵の店は2年で潰れたし、よく行ってたクレープ屋も3年で潰れた(コロナの影響もあるだろうが)。

結局のところ需要がなければ、利益率の前に売り上げが立たないから成り立たないのである。
スーパーマーケットだって、坪単価は低そうだけど需要があるからこそあれだけあるんだから。


そしてお気づきだろうか。上記に上げたタイプの店、高確率でワンオペである
そりゃ狭いから必然的にそうなるんだけど、一人で働き続けなきゃいけないってことだ。

もちろん、店に立つとなれば休憩がとれない大変な環境。
売れなきゃ売れないで大変だし、たくさん売れたら売れたで疲労困憊



商売って難しいね。