ebekoです。


桃鉄をプレイすることの良さとして「地理が覚えられる」「全国の特産物が覚えられる」という点がある。
確かにやりこんだら、都道府県の位置と著名な都市の位置は大体わかるようになる。



しかし私がもう一つ主張したいのは、「どれくらいの時期に、何が流行っていたか・話題だったか分かるよ」ということ。
特に首都圏の辺りの物件。

ゲーム開発に2、3年かかるからかズレがあり、既にブームが収束していることもあるが、その時期に流行っていたものが物件として登場することが多々ある。

つまり地方の特産品やB級グルメだけではなく、その時期の世相についても勉強することが出来るのだ。



例として


・<7>渋谷にブリクラ屋(プリクラ、1996年に流行語大賞)

・<7>広島にぽよまん屋(ぷよまん、95年あたりにブーム)

・<X>お台場にテレビ局(フジテレビ、1997年に移転)

・<X>新宿に100円ショップ(ダイソー、1997年に貿易貢献企業賞)

・<X>札幌、横浜、鹿島などにサッカースタジアム(日韓ワールドカップ、2002年開催)

・<12>お台場に江戸っ子温泉ランド(大江戸温泉物語、2001年開業)

・<G>瀬戸に地球博覧会パーク(愛・地球博、2005年開催)

・<16>原宿に六本木ヨルズ(六本木ヒルズ、2003年開業)

・<20周年>洞爺湖にサミットホテル(ウィンザーホテル、2008年に主要国首脳会議)

・<20周年>新宿にドーナッツ屋(クリスピークリームドーナツ、2007年)

・<2017>浅草に東京セカイツリー(東京スカイツリー、2012年開業だが新作が出ない時期があったため、初登場はこの作品)

・<2020>原宿にタピオカティー屋(2019年にブーム)


これに加え、スリの銀次はその時話題となっていた人物に扮装して出てくる。
時事ネタもたっぷりというわけ。



というわけで、桃鉄を一作品でもやって興味を持った人は、過去作品も漁ることをおススメする
地理だけじゃなく、意外と現代社会、経済にも強くなれるぞ。