ebekoです。



株の買い方の手法の一つに、「つなぎ売り」というものがある。
現物で買いポジションを持つと同時に、信用で売りポジションを持つことで、値段が上がっても下がってもしてもノーダメージになる。

やったことないからこの説明で合ってるか分からないけど。



「それやる意味あるのか」と思われるだろうが、株主優待が貰いたいときに便利なのだ。
これをすることで、値下がりのダメージをほぼ受けずに、商品券とか商品の詰め合わせがもらえるわけ。


もちろん信用取引の手数料とかあるのでゼロという訳には行かないが、権利落ちで大きく値下がりされて損するよりは、大分マシ。

株を売らずにずっと持ち続ける人かつ株主優待狙いの人にとっては、結構便利な手法だと思う。
使うことが可能であれば、利率換算で60%とかお得になる優待もあるし。

まあそんなのはほぼ、自社サービスの割引とか無料券なわけだが。




私は「じゃあそれやったら、権利を持ってるんだから配当ももらえるじゃん!高配当の株でやって、配当だけもらえれば、少しづつかもしれないけど儲かるぞ!」と思った。

しかし信用取引の売りポジションがあった場合、配当落調整金として、その100%を支払わなくてはいけないのである
そして現物で持ってる分もらえる配当金は、源泉徴収を引かれて84%くらいしかもらえない。


84-100。つまり配当の16%くらいは損するのである
優待ももらえて、配当金もゲットなんてわけにはいかないのだ。

考えてみれば一方では株を売るんだから、そりゃ配当金がそのままなわけないか。





そんなに甘い方法はないのだな、と思った。それやったらみんな儲かってるか。
というかやる前で良かった

やっぱり買って、利益が出るまでじっくり待つしかないのか。