ebekoです。


「鯉のエサ 100円」という話をご存知だろうか。
多少アレンジされることはあるだろうが、簡潔に言うと、


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鯉が住んでる池のそばに「鯉のエサ 100円」という看板が立てられていた。
それはもちろん「鯉のエサを100円で販売しております」という意味。

だが見てみると、おじいさんが「鯉のエサは100円玉です」という意味に勘違いして、池に100円玉を放り込んでいた。

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どこかで聞いたことあるんじゃないだろうか。


私がこれを初めて聞いたのは、アンジャッシュのコントだ(その中では『タモリが話してた』ということになってた)。
でも本当にこんな人がいた、なんて聞いたことがない。



そして普通に考えて、そんなおじいさんがいるわけがない
仮に国語力が皆無だったとしても、鯉のエサが100円玉なわけないことは、長年経験生きてきた経験から分かるだろう(というか小学生でもわかる)。





きっとこれは、小ネタや冗談の定番として伝わってきたものなんじゃないか。
飲食店で料理が出てこないときに「今材料買いに行ってるんだよ」というやつと同じ。

いったいいつ生まれたものなんだろうか。
ひょっとしたら「雑談の教科書」みたいな本が販売されていて、書いてあったのか。

それじゃなきゃ、こんなつまらない話広まるわけがない
面白くないから「嘘松」と書かれるだけで終わり。