ebekoです。


「喧嘩」と聞くと、派手なものを思い浮かべる。
「てめえ!!」「やりやがったな!!」「ふざけんじゃねえぞ!!」と殴りかかる、みたいな。

中高の、いわゆる「青春の思い出」となる喧嘩も、河原での殴り合いとかだ。リアルでぶつかってこそ。
SNSで罵り合いだと、青春の思い出にはならない

でもそれを通して、逆に一気に仲良くなるということもある。
リアルではどうだか知らんが、漫画とかアニメならそうだ。





それに対して大人の喧嘩は地味だ。殴り合ったりは基本しない(暴行罪になるから)。
あくまで口喧嘩とか論争にとどまる。そして徐々にヒビが大きくなり、基本的に修復もされない

顔は笑っていても、腹で「(後で覚えてろよ……)」と復讐の機会をうかがうのが、大人。
「すいません」と頭を下げながらも、頭が沸騰しているのが大人。


大人の戦争は水面下で進む。
そしてなかなか争いは終わらない。

子供の喧嘩が、武力を行使する分かりやすい「戦争」なら、大人の喧嘩は、精神や社会的立場をじわじわと痛めつけていく(その人の評判を下げる)「冷戦」だと思う




なぜそんな急にそんなことを書くかというと、かくいう私が冷戦中だからである
大人だから、それを表に見せはしないけど。