ebekoです。


先日実は、こんなところに行ってきました。

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札幌市の平岸にある「DARUMA Hall」。
ここで開かれた、「HOKKAIDO-1グランプリ」という、お笑いの大会に参加してきました。

観客ではなく、出場者側で

理由としては、お笑い好きとして「つまらないと文句を言うのは簡単だが、実際の演者の苦労や舞台の裏側も知るべきじゃないか」という思いからです。

知り合いにキングオブコントに出場した方がいるので、それに触発されたというのもあるかも。




とはいえ素人の私は持ちネタなんかないので、相当悩みましたよ。
でもこの回を持って、一旦この大会の一般出場は終わってしまうので、ええいと思い切ってエントリーしたというわけです。

本当に迷ったので、エントリーは締め切りの1分前でした




さて、こういう舞台に上がったことがないので、当日は早めに到着。
リハーサルも申し出ました。

で、まず会場についていろいろ観察して分かったこと。



・当たり前だが、会場内外いたるところでみんなネタ合わせしてる。壁に向かったりして。

・マイクの音量、曲の流すタイミング、曲の終了時など細かく決める。

・スタッフなのか出演者なのか客なのか、分からない人がいる。

・控室はピリッとまではしてないが、若干重めの空気。

・暗転やマイクの種類、小道具の用意など、色々指定する必要がある。NSC所属の方に聞いたところ、もっと細かく指定が必要な場合もあるとのこと。


こういった部分はなかなか観客側からは、分からない部分だと思います。
売れっ子は当たり前にこなしてそうなことでも、意外と大変だったり面倒だったり。





そして出場者も様々。
学生同士のコンビ、親子コンビ、芸歴20年のコンビ、相方が金魚やアレクサの方……。

しかし全員笑いへの情熱はたっぷり。
出場を誰にも告げず一人ぼっちで参加した私は、その熱量に飲み込まれそうになりました。


それに対して私がネタとして出したのは、ものまねメドレー
大ウケとまではいかなかったものの、なんとかゼロ笑いにならずネタを終えることが出来て一安心。

他はコントや漫才なので、ジャンルがかぶらなかったのも大きかったかも。
そして前の席の方がよく笑う人でよかった。ホント




ベスト3には入れませんでしたが(そりゃそう)、司会のやすと横澤さんのお二方に色々いじっていただけたので、大満足!

終わった直後のMCでかなりいじってもらえて、それ以外のMCでも、ちょこちょこ。
さいきん良いことがほとんどなかったため、えらく承認欲求が満たされました

お二人の冗談かもしれませんが、チャンピオン大会のオープニングアクトに指名されそうにもなり、変に焦ったり。





しかし初めてやってみて、「ネタを作って披露する」ってこれほどエネルギーを使うとは思いませんでした。

この記事を帰ってから書いてるわけですが、3分ネタやっただけで疲労困憊
これを生業としているプロのお笑い芸人の皆さんは、本当にすごい。

私だったら毎日のようにネタ作ってたまに披露なんて、到底無理。
お笑いを見る目が変わったような気がします。



最後に今回改めて思ったこと。
映像を通してでなく、生で見る舞台ってやっぱりすごいですな。