ebekoです。



火曜日にものまねグランプリがやっていた。

コロッケ卒業スペシャル」ということで、最後にコロッケのコーナーを30分近く取り、往年の名作を披露してもらっていた。


正直若手とのコラボとかはいらないので、名作をたくさん披露してほしかった。
それも無理やり若手に合わせて平井堅とか福山とかやらずに、千昌夫、島倉千代子、淡谷のり子とかやればよかったのに。

そもそもコロッケはコラボに向かない気がする。
デフォルメ系だから、どうしても正統派とのバランスは悪くなる。




しかしコロッケを見ていて思うのは、やはり加齢による衰えには抗えないのだな、ということ。
五木ロボのキレも昔よりなくなったような気がした。

本人は「昔は映画の世界のようなロボット(ガシャガシャ動く)が多かったが、今はアンドロイドのような滑らかなロボットが主流なので、そこを変えている」と言っていたが。

でも、やっぱり昔のような激しい動きは厳しくなってきた感がある。



五木ロボのネタ自体も短縮されているもの。
昔は1番丸ごと(=Aメロ2回+サビ)やっていたけど、近年はAメロ1回だけやってすぐサビなのだ。

テレビの尺的に、とかじゃなくコンサートでもそうだった。やはり体力の問題か。
とはいえ、もうコロッケも還暦を越したのでしょうがないことかも。




でもコロッケの、脂の乗っていてものまねバトルを引っ張ってた時期(40代)を知ってるだけに、寂しいなと思った。
あのころは、やっぱり他と違うエンターテイメントを毎回のように見せていたから。

特に骨折しながらも披露した「33面相」はコロッケの神髄とともに、「これがものまね界のトップだ」という気迫を感じた。

あれで私自身、ものまねによりハマっていったし。
まあ番組に出なくなるだけで、コンサートは普通にあるから見に行きゃいいや。




ところで妄想なのだが「栗田貫一とコロッケが喧嘩してたら、山寺宏一はどっちに付くのか」というのが気になる。
かたやルパンで共演、かたやものまね番組で共演。困るだろうな。