ebekoです。


先日選挙に行ってきた。
国民の義務。

特に急いでなかったので、投票所の公約原稿に目を通してみた。
そしたら色んな方がいる。

現職はもちろん、役所に努めてた人、一般企業で働いてた人、自営業だった人、経歴は書かずに公約だけの人。



中には泡沫候補みたいな人もいるが、その人だってきちんと選挙に必要な金を払って立候補してるわけだ
私はその勇気を馬鹿にはできない。

仮に一切何もしないとしても、最低でも供託金の数十万円(町村議会ですら15万円だ)が必要。
そして勝てるかどうかわからない(そうでないひともいるが、多分大半の立候補者はそうだろう)戦いをするんだから。





日本には売名を目的とした泡沫候補の乱立を防ぐための、「供託金制度」があるが、選挙に出ただけでそこまで名が売れる時代でもなくなったような気がする。

だって一月経って選挙に出た人の名前覚えてる?
いくらその時は印象に残ったとしても、何十人もいたらインパクトだけで勝負してる明らかな泡沫候補なんか忘れるでしょ。


そんなわけで国会議員ならともかく、小さい市町村の市議とか町村議会はもう少し緩めてもいい気がするなあ(現職からしたら、自分の首を絞めるだけなので反対するだろうが)。

だって北海道の田舎なんか、議員や長のなり手すらいないんだぞ。
だからずーっと20年くらい村長続けてる人もいるし。


何よりそれが若い人の立候補の障害になっている可能性だってあるだろう。
いくら立候補が25歳とか30歳からって言ったって、その年齢の一般人が信用のためだけに、うん百万も出せるかよ

「本当に立候補したいのなら必死でかき集めるでしょ」という意見があるならば、理想論に過ぎない。
それが本当ならお金も出せるし、選挙基盤が整ってる政治家2世、3世だらけにならないはず。



新しい芦屋市長?
あれは例外中の例外。