ebekoです。


岸田首相の一言が引き金となり、宏池会(実質岸田派)と志帥会(二階派)が解散することになった。

事前に聞いていたのかどうかは知らないが、二階派は随分とあっさり応じた。
普通は多少なりとも葛藤や焦りがあるはずなので、二階はなにか事前に聞いてたか、策があるんだと思う。

一方で麻生派は続くようだが。

最大派閥の清和政策研究会(安倍派)も解散することになったが、同派議員の福田達夫は「また新たな集団を作る」と言っているらしい。
そもそも祖父の赳夫が創立者だからな。




余談だが、岸信介の後を継いだ福田赳夫が「脱・派閥」を唱えて、「党風刷新連盟」というグループを作ったのが、清和会の源流。

そう考えると、最初に「派閥とかやめようぜ」と言ったのは、福田赳夫なのである
派閥の大きさや議員の数よりも、大事なのは質だと。


でも結局総裁を目指すうえで、バリバリ派閥政治を進める田中角栄に勝てず、1970年ごろには「福田派」と呼ばれる普通の派閥になったのだ。
それが安倍晋太郎→三塚博→森喜朗(総裁時は小泉純一郎)→町村信孝→細田博之→……と続いてきたというわけ。

時代が違うから厳密には比べられないが、自民党誕生以来続いてきた派閥を壊すのは並大抵のことではないのである。


それを岸田総理は、表面上あまり根回しをせずに表明した形だ。
正直この後どうなるのか気になる。大幹部である麻生や茂木はどう動くのか。





ところで、清和会が未だに「安倍派」と呼ばれるのには違和感がある
下村博文がガヤガヤ言ってたけど、一応座長は塩谷ということになってただろ。

普通ボスがいなくなったら、「旧○○派」って呼ばれてたのに(「旧渡辺派」「旧河本派」など)、未だに「安倍派」。
ちょっと安倍に寄りかかり過ぎな印象はある。

多分派閥の解体とともに、この一派は弱くなっていくと思う。
人数はいるにしても、指導者もいないし小粒ばかりだから。