ebekoです。


小学校の帰り道、友達数人とゲームの話をしていた。
やはり話題になるのはポケモン。当時は誰もが持っていた。


そして小学生らしく「ポケモンの中で何が『最強』か」という話になった。 

しかしここで言う『最強』は、どのポケモンが一番強いか、という話ではない。
ゲームを構成する要素の中で、総合的にいちばん「すごい」のは何かという話なのである

つまり登場するものの中で「これすごくない!?」と思ったものなら、なんでもあり
ポケモンでもいいし、道具でもいいし、キャラのカッコよさでもいい。



誰かが「ふしぎなアメ(レベルが1上がる)」と言えば、「マスターボール(どんなポケモンも一発捕獲)」、いや「げんしのちから(10%の確率で、全能力が1段階上がる技)」だ、いややっぱりミュウツーだろ、ダイゴがかっこいいと意見が飛び交う。


つぶあん派vs飛行機派vsうんこ味のカレー派、みたいな不毛な議論。そもそも土俵が別だから比べられないってのに。
あのころ、よくこんな議論に参加出来てたなと思う。

もちろん終了は、誰かの家の前に着いて「じゃあまた明日~」のタイミング。




こんな会話を6年続けてたくせに、中学に入ったとたん「ポケモン?まだやってるの笑」みたいな感じになるから不思議だ
部活に入って上下関係ができ、大人な気分になるからか。