ebekoです。


先週の土曜日にものまね紅白があったのだが、すっかり忘れていた。一応録画で見返したが。
構成がめちゃくちゃになって、その程度の興味になったということである。正直もうネタをまとめる気もなくなった。

何回も書いているが、もうタイトルに反して紅白戦でもないし、「ものまね紅白歌合戦、最後の対決となってしまいました！」「そっちがそう来るなら、こっちも実力派出しますよ！」なんて盛り上がりもない。


というかトリが誰かとか紹介すらされない。
ざっと見たら、なんかのコーナーが番組最後に持ってこられてた。がっかりである。

あるベテランものまね芸人と話した時に「最近のものまね番組はつまんない」とやんわり言っていたが、その通りだと思う。





そして24年司会を務めていた東野幸治が、前回でさらっと卒業していた。
そのため今回の司会は、今田+剛力彩芽（スペシャルMC枠）という形になっていた。

でコーナー司会に霜降り明星。女子アナはいなかった気がする。



……もう東野も面倒になったんじゃなかろうか。収録時間長そうな割に明らかに盛り上がりに欠けるし。
何より司会の二人が映されることも以前よりかなり少なくなった。

トークしてもカットされてると仮定したら、そりゃモチベーションも下がるだろう。

そのうち今田も卒業して、メイン司会が霜降りになる気がする。
せいやはかつての笑福亭笑瓶のように、演者兼司会と言う感じで。




番組の出来だけで言えば、日テレとフジがバチバチのころのほうが良かった。
紅白戦の日テレとトーナメント戦のフジで差別化もされてたし。出演者も「日テレ組」「フジ組」ときっちり分かれてた。

基本的に、ライバル番組の顔となっている人を話題にすることもNG。
たとえば清水アキラが十八番の研ナオコを紅白でやったのも、ものまねバトル終了後である（「ハンダースの想い出の渚」のメドレーのぞく）。


それが今やどっちの番組にも出る人が大量にいる。まあそれはいい。
でも松村邦洋が日テレで審査員やってるのに、フジで普通にネタやってると「どっちなんだよ」みたいな違和感は感じる。

視聴率でも日テレに負けて迷走しているのだろう（日テレも以前ほど面白くなくないとは思うが、まだ形は保ってる）。



もう番組自体さらりと消えるかもしれない。年一の王座だけになって。
その王座も1回戦と決勝だけという、「ギリギリトーナメントの形を保っている」に過ぎない。

そんな決勝に8組とかいたら、最初の人のネタなんてそもそも忘れる（ノブフキのぴんから兄弟くらい強烈ならまだしも）。
トーナメントなら、せめて3回か4回は戦わせろや。



2013年には「リニューアル」と称して、対戦形式ではあるが、実際は個人の得点でMVPを決めるという回もあった。あまり評判が良くなかったのか次回には元通りになってた。

収録が長くてみんな疲れていたのか、MVPはロバートの「体モノマネ」。
あのネタは秀逸だが、それじゃあものまね芸人がかわいそうだろ。

メンツも構成もこの辺からおかしくなってきた気はしたが、これ以上ひどくなると思わなかったなあ。




ところでノブ&フッキーのノブが酸素吸入器みたいのしてたけど、大丈夫か？
ネタとかで使った感じではなさそうな…（そんなネタある？）。