ebekoです。



昔の雑学本に、ドン・キホーテの「圧縮陳列」のことが載っていた。

商品を所狭しと並べたりあえて棚をジグザグに配置することで、「にぎやか感」を演出し、人を集めるという狙う方法のことである。


テーマソングで「激安ジャングル」というフレーズが出てくるが、まさにそれを作り出したわけだ。

私が初めていったドンキは、まさにそういう感じだった。
ただ色んなものが混じった匂いのせいか、具合が悪くなって長時間滞在できなかったが。





でも最近行くドンキは、そういう雰囲気がほぼない
棚は整列しておかれているし、棚からはみ出すほどぎゅうぎゅうに商品が詰まっていることもない。

なので最近のドンキは、「なんでもござれ」「外国人観光客御用達」の巨大な雑貨屋みたいなイメージである。
お菓子はもちろん、生鮮食品も充実してるし。


店によっては、他の薬局やスーパーはやらない、1階や入り口前に化粧品を置くことがある(利益率が高くて盗まれやすいのと、入口の混雑を防ぐ目的で店の奥に置くことが多い)のも特徴。

私の行くのが、メガドンキだからか。



あるいは大企業になって、そういう特殊な戦略はしなくてもいいくらい落ち着いたのかもしれない。
企業としての時価総額も日本で上位100位くらい(2020年データ)だし

テレビを売り始めた時も話題になったが、今度は通信サービスにまで参入してきたんだもの
なんて多角的展開。もっといろんなシェアを得ていくのだろう。

有吉が毒舌で売れたけど、もうそのフェーズを脱出して司会者として定着したのと同じく。