ebekoです。



笑点といえば、メンバーもさることながら紋付の色が記憶に残る。

というかその人を連想する時の色になる。
「歌丸は緑!」「木久扇は黄色!」みたいな感じ。

むしろ黒紋付などで落語をやってる姿を見ると、違和感を感じるくらいだ。



さて番組草創期、ウィキペディアによるとこんな配色(色の組み合わせ)の時期があったらしい。

笑点2

談志が赤、歌丸が緑、こん平が黄土色、圓楽がピンク、小痴楽が紫、小圓遊が青。

それまでは浴衣などを着てやっていたが、カラー放送を意識して期間限定で導入したとのこと。
メンバーは自分の好みで、適当な色紋付を選んだようだ。





しかしこの情報の出所が分からない
ネットで検索しても、その色の着物を着たメンバーの写真は出てこないのだ。

動画で歴代の席順を紹介している、さえんば信夫さんという方の動画では、





笑点3

ほぼそれに書かれている通りの色だが、下の方に「※着物の色は実際とは異なります」と書いてある。
このように笑点を研究されてる方にすら、詳細は分からないわけだ。




調べていくうちにこんな写真を見つけた。

笑点


談志、毒蝮、小痴楽と揃っているので、その時期の写真っぽい。

……これがそのあとも着用されたとしたら


笑点5


この配色だった可能性が高くないか、と私は思う。
こん平はなんともいえない色。そして司会の談志だけが目立つカラー(暖色系)。

圓楽はその後の回答者時代もずっと紫だったから、違和感もない。
むしろウィキ情報の「初期だけピンク」のほうが引っかかる。


あと想像だけど、「ピンク着ろ」って言われたら圓楽嫌がりそうじゃん

加えて番組開始当初なんてお金ないだろうし、普段使わないカラフルな着物を多数揃えるとは考えにくいでしょ。





というわけで、私は「笑点初期のメンバーの色」については、この説を強く推していきたい。
主張したとてなんだという話ではあるが

ウィキを書いた人がさえんば氏のを参考にした(注意書きを見逃した)か、あるいはその逆の可能性があるんじゃないかな~と少し思う。




そういえば三波伸介の後任として、桂米丸(歌丸の師匠)にオファーが行ったものの、レギュラーを多数抱えていたため断られたため、圓楽にお鉢が回ったとは本当なのだろうか。