ebekoです。
ここのところ忙しい。



好楽の息子、三遊亭王楽が「七代目 三遊亭圓楽」を来年の春に襲名するそうだ
五代目以前が使ってた「圓」の字なのか、六代目が使ってた「円」の字なのかは分からないが。

先代が亡くなってあまり期間を空けなかったなと思う半面、圓楽は本来止め名ではない(さらにこのあと「圓生」になる)から、受け継がれていくのも良いと思う。

以前、好楽が「誰に圓楽を継がせるかは決まっている」と言っていたが、息子だったのか。
でも兄弟子が名乗ってた名前を継ぐってのは、珍しいケースな気がする。




そうは見せないけど、好楽って想像以上に力持ってるんだろうな
圓楽一門会の中で、実務家なのは先代の円楽だったんだろうけど。

酒好きでコミュ力が高くて、上方含め他の派閥との交流も深いし。鶴瓶に文枝に小朝に志の輔などなど。
なんなら好楽の娘もコミュ力高くて、これらの師匠と仲良くなっているというね

要は人望がものすごいのだ。なにせ上の世代である、志ん朝にも談志にも可愛がられた人だし。
東京の落語の派閥がひとつにまとまったとしたら、会長になるのはこの人」というのもうなずける。



誰かが先代円楽のことを「落語界の外交官」と言っていた記憶があるが、好楽も相当な外交官だと思う。
相当アプローチの仕方は違うだろうが。細かそうな円楽とおおらかな好楽。

自宅を寄席にして弟子の修業の場を作るなど、師匠らしいとこもあるし。
弟子というか一門の仲が良いのも、すごいことだと思う。



しかし笑点の中でも「ピンつま」だとかネタにされてた人が、大きな存在になるとは予想もしなかった。
そして今でも健康でレギュラーにいるのもすごい。

そもそも番組を一回クビになってる上に、復帰後も師匠である五代目圓楽の逆鱗に触れて「やめちまえ!!」と言われたというのに。



将来の夢「好楽」にするかな