ebekoです。
この前政治の本を読んでいた時のこと。官房長官に関するページがあった。
官房長官とはどんな業務を受け持っているのか、総理とはどんな間柄なのか、またどんな議員が選ばれることが多いのか……などなど。
あとは「名官房長官」とは誰か、みたいな話まで。
その本の著者は菅義偉だ、と述べていたが、私としては後藤田正晴を推したい。
後藤田が官房長官をやった直後(昭和末期)に書かれた政治本の中でも、後藤田は「別格」「官房長官というよりむしろ副総理」と当時の官房副長官が語っていたから、やはり権力の扱い方がすごかったのだろう。
ところでその中に与謝野馨(第1次安倍改造内閣で官房長官)のことも書かれていた。
なんでも記者からの質問をけむに巻くのが上手だったというのが、筆者の評。
その一例が閣僚の不祥事が起こった際の答弁。
記者に「なぜしっかり身上調査をしていないんですか」と問われた時の回答が、
「森羅万象、なんでも分かるわけではございません」
だったとのこと。
その聞きなれない四字熟語に記者は戸惑い、意味をケータイで調べ始めた。
それで勢いをそがれたのか、問題はあまり追及されずに終わったというのだ。
与謝野にはこういった博識な面があり、その点を筆者は評価していた。
……しかしこれを読んでいて思った。
「森羅万象」ってそんなに難しいワードか?と。
だって神羅万象チョコとかあるじゃん(もう発売終了してたが)。
そのお菓子の存在を知らないにしても、学校かどこかで森羅万象って習った気がする。
筆者は「与謝野すげえ」と思ったのかもしれないが、単純に質問した記者が無知だった可能性がある。
ということは、この本の筆者も森羅万象の意味を知らなかったのか?
調べてみたら、漢検では2級レベルの四字熟語らしい。
甘く見ても一般知識のやや上レベル。それくらい言葉を扱う仕事するなら知っとけよ。
この前政治の本を読んでいた時のこと。官房長官に関するページがあった。
官房長官とはどんな業務を受け持っているのか、総理とはどんな間柄なのか、またどんな議員が選ばれることが多いのか……などなど。
あとは「名官房長官」とは誰か、みたいな話まで。
その本の著者は菅義偉だ、と述べていたが、私としては後藤田正晴を推したい。
後藤田が官房長官をやった直後(昭和末期)に書かれた政治本の中でも、後藤田は「別格」「官房長官というよりむしろ副総理」と当時の官房副長官が語っていたから、やはり権力の扱い方がすごかったのだろう。
ところでその中に与謝野馨(第1次安倍改造内閣で官房長官)のことも書かれていた。
なんでも記者からの質問をけむに巻くのが上手だったというのが、筆者の評。
その一例が閣僚の不祥事が起こった際の答弁。
記者に「なぜしっかり身上調査をしていないんですか」と問われた時の回答が、
「森羅万象、なんでも分かるわけではございません」
だったとのこと。
その聞きなれない四字熟語に記者は戸惑い、意味をケータイで調べ始めた。
それで勢いをそがれたのか、問題はあまり追及されずに終わったというのだ。
与謝野にはこういった博識な面があり、その点を筆者は評価していた。
……しかしこれを読んでいて思った。
「森羅万象」ってそんなに難しいワードか?と。
だって神羅万象チョコとかあるじゃん(もう発売終了してたが)。
そのお菓子の存在を知らないにしても、学校かどこかで森羅万象って習った気がする。
筆者は「与謝野すげえ」と思ったのかもしれないが、単純に質問した記者が無知だった可能性がある。
ということは、この本の筆者も森羅万象の意味を知らなかったのか?
調べてみたら、漢検では2級レベルの四字熟語らしい。
甘く見ても一般知識のやや上レベル。それくらい言葉を扱う仕事するなら知っとけよ。
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