ebekoです。


もう推薦入試などでは合格者が決まっている時期のようだ。
そんな時期か。早いな。




合格発表と聞くと、高校の合格発表を友達と見に行ったことを思い出す。

今のようにネットで確認するのではなく、志望校の掲示板に受験番号を見にいく昔ながらのやり方。
雪の積もる中、駅で待ち合わせてザクザク歩いて行った。


ところで私と私の友人は、「頑張ればもうひとつ上に行けたが、下の高校で上位にいるほうが良い」ということで、少しレベルを下げたところを選んだ。

『鶏口となるも牛後となるなかれ』というやつだ。
なので合格発表もそれほどドキドキしなかった。「受かってるに決まってるだろ」くらいの気持ち。



そんな感じだったから掲示板を見て、「あるよね?あるよね?よし帰ろう」という淡白なものだった。
まあ合否を確認したら、学校で先生に報告する必要もあったし。

というわけで、すぐにまた高校の最寄り駅へ向かった。

その最寄り駅までの道中で、クラスメイトにばったり会った。
そいつも我々より少し遅れて確認しに来たところだったのだ。



その時友人は信じられないことを言った。

友人「受験番号何番?」
クラスメイト「〇〇番だけど」
友人「ああ、その番号あったよ

……クラスメイトはそれを自らの目で確かめるために、ここまで来たというのに。
それを聞いた時なんともいえない顔になってた。



無神経なやつって、こういうことを積み重ねて嫌われていくんだろうな。