ebekoです。


今年の紅白で石川さゆりが『能登半島』を歌う。
元日から大地震に見舞われ、豪雨災害まであった能登半島への応援の気持ちだろう。番組としての。

喜ばしくない理由ではあるが、これでやっと『天城越え』『津軽海峡・冬景色』の繰り返しから脱した

イントロも歌詞の入りも力強くて好きなんだよなあ。
初めてCDで聴いたときから引き込まれたもの。




ただこれに関して「とうとう交互に歌うのをやめた!!」と書くのはどうかと思う。
別に石川がこの2曲だけ歌いたかったわけじゃない、曲決めてるのは紅白サイドだ。

スタッフは「日本の年越しはこの二曲なんですよ!」と言っていたらしい。
ただ石川本人は「毎年新曲出してるのに」と不満だったという。


とはいえこれだって、デビューしたての70年代の曲。ほぼ津軽海峡と同じ時期の曲。
新曲を歌わせてもらえないことに変わりはない。かわいそうに。

これ以外にも『飢餓海峡』『風の盆恋歌』『暖流』とか良い曲はたくさんあるのに。




しかし気になるのは、あと3年で出場50回。
北島三郎や森進一や五木ひろしの前例をみる限り、おそらく卒業ということである

出場初期から、後半や終盤が多めという優遇された位置ではあったが、今後はどうなるのか。

北島のように特別枠レベルになるのか、森進一のように最後くらいはそれなりの位置で終わるのか、はたまた五木のようにやや禍根を残して、「前半トリ」とかの微妙な位置で終わるのか。