ebekoです。




先日、吉幾三のコンサートに行ってきた
チケットが安く買える割引券もあったので。


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さすがに客層は高齢者が多いが、その中に混じって列に並んだ。
高齢の歌手は今のうちに見ておかないと。生で堪能できる期間はきっと残り少ないからな。




セトリはこんな感じ。一部曲名が分からなかったが、有名どころは分かった。
全体で2時間弱のコンサート。


吉幾三

有名な曲を中心に歌ってくれたのは嬉しい。
まあ雪國に関しては「昼の部で歌うの忘れた」「何万回も歌って飽きた」とか言ってたが。

そして何より歌がうまい。73とは思えない歌唱力
「喉からCD音源」という感じのブレない上手さ。田村ゆかりと同じだ

時にはホロリとさせてくるかな、と思ったが今回は笑いが多めだった。
60近くの尺八奏者の人を「30代のエストニアの女性と再婚した」とかいじったり



そのほか

・「司会はやりたくない。上には五木さんとかいて、若手もグイグイきてる。俺は中間管理職だ」
・「元自民党総裁の森さんが本日午後5時50分……おいしい夕食を食べたそうです」「死んだと思ったろ!?」
・「女房がダイエットのために乗馬に一週間通った。6.5kgもやせて帰ってきた。……馬が

とか、トークも面白かった。
さすが志村けんとコントで絡めるだけある。





ところで、有名な話だがヒット曲「雪國」は、元々は宴会の席で作った猥歌だった
歌詞だけ替えて大ヒットしたのだ(というか元の歌詞だと、テレビにもラジオにも乗せられないものだった)。

テレビでもかなり前に、志村の番組(結婚式という設定のシーン)で歌ってた。


「好きよ、あなた」の部分は「ダメよ、そこは」。とかそんな感じだ。
で「そこは耳の穴よ」「そこは鼻の穴よ」「もっともっと下、そこはへそでしょ」みたいな感じ。

要は「いやんばか~ん(林家木久扇)」と同じである




バラエティでも話しているはずだが、BSの歌番組で五木にそのことを聞かれた時は途中まで話して「勘弁してください、ここダメになったら出る歌番組なくなっちゃうじゃないですか」と言っていた。

吉にも恥じらいと言うか、話していい場所かどうかの区別はつくようである
まあ共演していた五木や坂本冬美、千昌夫、天童よしみ、田原俊彦などは笑ってたから大丈夫だろう。