ebekoです。
また今回は年代を選ぶ話。



ものまね王座のDVDを持っているのだが、特典映像に「素顔のものまね四天王 ー完全密着99日の舞台裏ー」という番組?が収録されている。

1990年4月3日の『第7回スターものまね王座』のリハーサルや、2月末の打ち合わせから収録されている。


最初のシーンで、四天王と木村プロデューサーが、雑談まじりに打ち合わせする様子が映る。

そして台本の裏表紙には、出場者の出し物が表になって載っていた。
1回戦~決勝までの4ネタ。ある人は予備にもうひとネタ書いてたり。




でその時のコロッケの出し物(予定)は、

・浅田美代子「赤い風船」
・松山千春「季節の中で」
・梅沢富美男「夢芝居」
・南沙織「17才」

あと予備ネタに「君は1000%」とはっきりは分からないが書いてあった気がする。
しかしぼやけてて、誰でやるつもりだったかは分からず。



さてこの4ネタに関して、疑問に思うことがある。

梅沢と南に関しては、今のコロッケのレパートリーにはおそらく入ってない。
そもそもやったのを見たことがない。


でも想像は出来る、梅沢は当然白塗りでやるのだろう(本人は歌う時はその姿ではやらないが)。
声もまあそれっぽい声にはできる。低くしゃがれた声でやればいい。

問題は南沙織。どう頑張っても声は真似できないし、かといってデフォルメできそうな部分もない
果たしてどういう形で、南をネタにしようとしたのだろうか。没ネタっぽいけど。




コロッケは王座では、菊池桃子、山口百恵、桜田淳子など、声は無理な人選を「小ネタ」「顔芸」「途中で十八番の人選に変わる」という技を使って形にしたネタが多かった。

どうやるんだ


どうやるんだ2

たとえばこの2つだと、最初こそ桜田淳子・山口百恵(声は素のコロッケなので似てない)だが、顔芸を挟んだ後、最終的に千昌夫に着地する

一種の天丼に近い。こういうネタが毎回一本はあった。

これで基本1回戦落ちはないのだから、不思議なものである(1993年の王座をやめる間際になるとこの作戦が通じなくなって、結構負けるようになるのだが)。




結局この回は

・浅田美代子で「赤い風船」
・千昌夫、志村けんで「勇気のしるし」
・宮路オサム、野口五郎、美川憲一で「なみだの操」→敗退

となった。


今だったら、浅田のネタは「清水ミチコのパクリだろ」とすぐバレそう(実際そうだったらしい)だが、ネットがなかったこの時代はそうはならなかったようだ。