ebekoです。
今日は昼まで寝ていました。
それにしてもカラオケはあんなに楽しいのに、中学でやらされた合唱とかはなんであんなにつまんないんでしょうね。
特に思い出もありません。必死になってやったのに思い出が残っていないとなると完全に「ムダなもの」としか言いようがありません。


なぜ中学の学校祭でやることは合唱と決まっているんでしょう。学校の授業以上に必要ないと思います
ステージの前に作られた段に棒立ちになって歌う。この辛さ。
保護者のため、とかだったらわかるんですけど保護者すらたいして楽しんでない
参加者も、観覧者も楽しめないってなんのメリットがあるんでしょうか。

しかも、「課題曲」「自由曲」「学年合唱」の三回も歌うはめになりますからね。15分突っ立って。
さらにクラスや学年関係なく歌う「自由(強制)参加合唱」というのもありました。
普通の歌手でも実は「合唱は嫌い」という人はいるんじゃないでしょうか。
長渕剛や、吉田拓郎、宇多田ヒカルあたりそう思ってそうな気がします(あくまで想像)。
西城秀樹や世良公則、吉川晃司も派手なパフォーマンスが出来ないから嫌いそうです。

付け加えると「思い出がない」というのは「女子が途中で泣く」「男女の対立」「賞をとって号泣」などが一切なかったということです。真面目に歌わない男子に怒る。うちにはそんな女子はいませんでした
練習はそれなりにやりますが、担任から「女子もっと男子に負けないように!」と言われてたことのほうが多いと思います。男子も声を出さない人はいましたが、やるときはやっていました。
うちの女子は割と冷静(ドライ?)なタイプがそろっていたのかもしれません。
一番熱が入っているのが合唱専門だった音楽の先生
合唱を真面目にやる子だけひいきしてました

ちなみに私は合唱は嫌いだったのですが、その先生に怒られると面倒だと思ったので練習でも毎回ボリュームマックスで歌っていました。そしてひいきされてました
ただその歌声に詰まっていたのは「合唱へのストレス」「全員で力を合わせる合唱で、一人だけ変に目立つという合唱への反抗心」でした。どす黒い歌声です。


そもそも中学の合唱コンクールっていつ始まったんでしょうね。調べはしましたがわかりませんでした。
合唱連盟の歴史とかは出てくるんですけど。
それでなぜ全国(だと思います)に広がっているのか不思議です。

中学の合唱コンクールの評価って「真面目度」の割合が大きすぎるんですよ
もっと選曲のパフォーマンス性とかを加味したほうが、保護者も生徒も楽しめると思います。
最近は「キセキ」「家族になろうよ」なんかが歌われたりしていますし、聞いている保護者や歌っている生徒の様子も点数に入れたほうが良いと思います。
それはだめだとしても普通の合唱曲よりかは「青い山脈」「いつでも夢を」のほうが楽しいと思います。

「贈る言葉」を歌って、曲の合間にソロで武田鉄矢のものまねする人が出てきたり。
嘉門達夫の「替え歌メドレー」を男女交互で歌ったり。
「星降る街角」を合いの手入りで歌ったり(ある年代には受けるでしょう)。
「カナダからの手紙」などのデュエット曲を歌ったり。
最初少しだけ真面目に歌って、途中から「ドリフの早口言葉」になったり。
女子一人が絵を描く役になって「ひょうきん絵描き歌」をやったり。
そっちのほうが観てるほうもやるほうも楽しめると思います。
本当の合唱コンクールに参加する人はそれとは別に真面目にやればいいんです。
「団結」を目指すならそっちのほうが良いと思います。


そのうち調子に乗って「嘆きのボイン」とか、「チチをもげ」とか歌おうとする男子が出てきてめちゃくちゃ怒られるでしょう。案外そういうのは最初は受けるけど、途中からつまんなくなります