ebekoです。
さて博多に遊びに来ているのは書いたとおりですが、正直全くのノープランで来てしまったため、どこを観光するかとか全く決めてなかったんですよね。食べ物で行ったらラーメンとか明太子とかいろいろ思いつくにしても。
ガイドブックで調べて色々行くのも良いですが、正直面倒ですもう来ちゃってるし
やはりこういう時に手っ取り早いのはやはり地元の方に聞くこと!
ということでこの方に博多を案内していただきました。今回は観光した場所を紹介します。
博多とひとまとめにして言いましたが、細かく言うと今回行ったのは天神という博多の隣町ですが
※「福岡」「博多」の細かい使いわけがわからないので今回は「博多」で統一します。

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この頭にスチールウールを乗っけている方住本大輔さんです。
アフロ頭が特徴的な方ですね。ライバルはオモコロのまきのさんだそうです

住本さんは大学でコンピューター(主に制御)に関する知識を学んだあと、流れでラジオ製作に携わったり「天神周辺の観光ガイド」を作っていたようないわゆる「天神のプロ」です。
色々お聞きしたらラジオに関する仕事と言っても様々な業務があったようで公園の片隅でスープを売ったりもしてたそうです。ラジオの仕事って幅が広いんですね。

会社を辞めた後は青年海外協力隊に加わって2年間インドネシアへ行き、そこでパソコンの先生をやっていた方なのです(インドネシアに行った理由をお聞きしたら、ある時仕事を辞めたくなってそれをきっかけに海外に行こうと思ったとのこと)。
ちなみに青年海外協力隊というと技術提供などのイメージが強いですが、体育の先生(いわゆる受験科目以外を教える先生)とか医療関係の方も多いんですって。

そして最近は青年海外協力隊の経験を基に小学校や大学に行って授業を行ったりもしている方なのです。
現在はラジオ関係以外にも色々な仕事を募集しているそうです。近々また東京の方に色々な営業に行くそうです。
なんでもやる」とのことなので、ももクロの新メンバーとかにどうでしょうか。担当カラーは「限りなく透明に近いブルー」。
あとはユーチューバーがやりたいそうです

趣味としては『クッキングパパ』が大好きで、番組に出たこともあったりもします。
加えて田村ゆかりのファンで王国民(田村のファンをそう呼びます)でもありました。この方も案の定「早く結婚してほしい」と言っていました。
「『結婚したい!』とはならないんですか?」と尋ねたところ、「そういうのはまた違う」「はやく結婚して王国民を解放してほしい」という答えが返ってきました。
王国民なんなんだよ。「解放してほしい」って民じゃなくて捕虜じゃん

なお事前にお聞きして「顔を乗せても大丈夫か」聞いたところ「僕の肖像権はフリーですよ」とのお返事をいただいたため、乗せています。
フリーということなので、この写真で出会い系サイトにでも登録しておこうと思います


さて人物紹介も終わったところで今度は行ったところを紹介します。
天神で夜8時に立ち飲み屋で待ち合わせをして少し飲んだ後に移動しまして、連れて来ていただいたのがここ。

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じゅにあ」という居酒屋。
ここは海鮮系の料理がおいしいお店で九州で撮れた新鮮な魚介類を味わうことが出来ます。
下は私の写真なのですがなぜかガッツポーズ。そして財布を右ポケットに入れてたせいで右足だけ長くなっちゃってます



穴子

アナゴの一本揚げとか

料理

ぶれてるけどこれは…何の料理でしたっけ
でも美味しいんですよ。九州の海鮮といえばイカとかそういうイメージが強くなっちゃいそうですけど、ここに来れば九州各地のおいしい魚介を使った海鮮料理が食べられますからね。


さて食べ終わった後もじゃもじゃ頭住本さんから「神社に行きませんか?」と言われたのでついていくことに。というわけで天神から博多までぶらぶら歩きました。正直「こんな時間に神社?」と思いましたが。九州まで来て神社かよと。
博多に来て気付いたことなのですが、

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自転車の多いこと多いこと。駐輪場はいたるところにありますし、歩道の端にも有料の駐輪スペースが設けられてますからね。住本さんも以前は40分ほどかけて職場まで自転車で来ていたとか。
メルチャリ」というメルカリのビジネス(シェアサイクル)の試験地として最初に選ばれたのも博多です。この写真からだとそこまで自転車があるようには見えないと思いますが、実際に行ったら「そりゃそうだろうな」というレベルで自転車が存在します。公園の入り口にも自転車が侵入しないような工夫がされていますし。
観光スポットではありませんが、地域の特色として目に焼き付けておくのも良いでしょう。

途中には

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やや道頓堀の構図に似た橋も撮れました。ここに飛び込む人もたまにいるそうです。

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博多の名店、長浜家。地域の人が食べるラーメンとして根強い人気があります。
人気がありすぎて店が分裂してますからね、「長浜家系の~」という店がたくさんなるわけです。そして日々競合しているのです。ある店のテリトリーに他の店が出店すると大騒ぎになるそうです
味はあっさり豚骨なのでぜひ食べてみて下さい。
ちなみにウエストという店のうどんも人気です。博多っ子は麺類が好きなんですね。


ちなみに写真は撮っていませんが屋台がたくさんある、中州も通りました。
中州の名所、屋台は色々な理由で現在縮小傾向にあるそうです。 →参考ページ
昔はそこまででもなかったのですが、今はきっちりと届け出ないと衛生上の観点から営業も出来ないようになっています。

ただそのせいで屋台の数が結構減ってしまい、観光スポットが一つなくなるかも…ってことにもなっているようです。「真剣にやる気のある人」を屋台の跡継ぎにするとかじゃだめなんでしょうか。
でもそうなると「真剣」っていうのがどの程度のものになるのか明確にしなきゃいけませんしね。スマホに夢中になりながら接客する人とかはだめということでしょう。「すいません、今ちょっと限定のミッションやってるんで…」とか言って勝手に店閉めちゃったりね。店に入ったら必死にスクフェスやってたりとか

あるいは「屋台のルール」はしっかり守ってるんだけど、店主が全裸とかね。この場合はどうなんでしょうか。
文化を残していくのも大変です。

そしてやっとついた神社。

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それがこの櫛田神社。24時間やっているのでいつでも入れます。この近くで住本さんは働いていたので思い入れがあるそうです。
24時間入れる神社ってなかなか珍しいですよね。
ここは祇園博多山笠が奉納される神社であり、飾り山笠が見られるとのこと。いったいどんなものなんでしょう。

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どーん!

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どどーん!!

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どどどどーん!!!!

ものすごい迫力。これ20mくらいあるんじゃないでしょうか
詳しい説明は公式サイトに任せるとして、祭りのためにこれを毎年作っているんですって。私だったらどこから手つければいいか分かりません。
かつてはこの山笠50mあったとも聞いたのですが、本当でしょうか。短距離走の長さじゃん。
昼間に行くのも良いですが、このように夜に行ってライトアップをして見る山笠は神々しさと迫力があり、強烈な思い出になります
RPGでも最後の方のボスでしょこんなの。攻撃方法も多彩で魔法も使ってくるタイプのボスですね。光による全体攻撃は100%持ってるでしょう


そして神社を見た後はホテルに戻りました。ホテルの前まで住本さんはついて来て下さいました。
流れで昔のことをお聞きしたら福岡では有名な予備校、「北九州予備校」に通っていたことも教えていただきました。
ネットだと評判の良い北九州予備校ですが、「不良も更生させる」ほどの厳しい所なんだとか。なんとしてでも合格者を出すっていう感じだとおっしゃってました。先生は鞭でも持っているのでしょうか
いまこういう時期ですから九州の方で予備校を悩んでいる方は参考にしてください。


こんな感じで私の福岡旅行は終わりました。博多で会う人はみんな話好きというか明るい人が多かった気がします。人にも街にも大満足でした。
住本さんありがとうございました。またよろしくお願いします!


3/15追記 住本さんから間違っている点をご指摘いただいたので修正しました。曖昧な部分もありますのであまり鵜呑みにしないように…